3 肩ロース(クラシタ)
ネックとリブロースの間にある肩ロースは、「クラシタ」とも呼びます。
昔、牛に鞍を乗せていた場所だから「クラシタ」なんです。とにかく大きい部位です。
ネックに近く良く動かす部分は硬い一方で、ザブトンなどのようにサシが入る部分もとれます。赤身の味の濃さが特徴的な部位です。
脂はほとんどないけれど、旨味の濃さがあるため、カレー用やシチューなどの煮込み料理にもよく合います。少し煮込む必要がありますが、噛んでも噛んでも口の中から肉の味が無くなることがありません。「お肉大好き!!」という方にオススメです!
この部位からこんなお肉もとれます
ザブトン
ザブトンは、肩ロースの真ん中にある四角い座布団のような形をした部位。見た目・味・食感共に良く、まさに焼肉用では王様です。
「どんな牛でもここはサシが入る」、という場所なんです!!
両面をさっと焼いたら塩を少し振るかワサビ醤油がオススメですよ〜。
肩ロース芯
田中畜産では肩ロースの半分(ネック側)はシチュー用、真ん中は焼肉用に使います。なのでステーキに使える場所はほんの一部。
ロース芯ブロックは少しずつロース芯が細くなっていきます。ステーキとして取れるのは3〜4枚程度です。
厚さがあるので、中は余熱で通すような感じで火を入れてくださいね!