お肉の取説

田中畜産のお肉は、真空パック包装で冷凍してお届けしています。

解凍の最大のポイント、それは「いかにドリップ(肉汁)を出さないか!!」です。

ドリップが出ることで肉の旨味が流出し、さらに肉が硬くなってしまいます。

このページでは美味しく食べていただくための解凍方法をお伝えします。

お肉は自然解凍で!! オススメの解凍

基本 冷蔵庫解凍

お肉を上手に解凍するには自然解凍が基本です。

自然解凍とはお肉を急激に温度変化させず、ゆっくりと解凍する方法です。食べる前日に冷蔵庫に入れて一晩かけて解凍する方法なんかがそうですね。

冷蔵庫解凍は解凍の際、お肉の外側と中心部の温度差が少なく、ドリップの流出を一番ふせぐ事ができます。

これが一番お肉に優しい解凍法です。

急ぐ時 氷水解凍

冷蔵庫解凍する時間がない、そんな時にオススメなのが氷水解凍です。

やり方は簡単。真空パックのまま氷水の中にほり込むだけです。水の中は熱伝導率がよく30分ほどで解凍されます。

短い時間で冷蔵庫での解凍に近い状態にすることができます。我が家では全てこの解凍法でお肉を食べています。

イマイチな解凍法

室温解凍

その名のとおり室温で解凍する方法ですが、牛肉の中心部まで解凍するのに時間がかかる上、牛肉の表面の温度が上昇し細菌の繁殖の原因となります。表面と中心部のお肉の温度差も大きく、ドリップがよくでてしまいます。

電子レンジ解凍法

意外とポピュラーな解凍法ですが、電子レンジの性能差が大きくおすすめはしていません。この方法は基本的に熱を加えて解凍する方法です。加熱するとお肉温度差が大きくなりドリップがたくさん出る上に肉が収縮して固くなります。

美味しく食べるテクニック 美味しさを追求したい

1 解凍は直前にするべし

お肉は完全解凍ではなく、実は完全に解凍される直前がベストです!

完全に解凍されるとドリップが出ますが、解凍中に指でさわって解凍されきる直前に使うことでドリップの流出を最小限に抑えることができます。

ちょっとしたことですが、こういったことがお肉の美味しさを大きく左右します。ぜひお試し下さい。

2 火入れは常温にするべし

お肉を焼く時は「解凍されきる直前のお肉」をいきなり焼くのではなく、5分~10分ほど室温で戻してみてください。その際に真空パックから出していただいた方が真空圧からくるドリップの流出を防げます。

冷たいお肉を急に加熱すると、お肉とフライパンとの温度差が大きくなりお肉が硬くなってしまいます。

これは冷凍肉だけでなく冷蔵肉でも同じです。ちょっとした一手間でお肉は美味しくなります!

焼き肉オススメアイテム 家焼肉を楽しもう

イワタニの炉端大将

お肉を焼くときの熱の伝わり方ってすごく大事だと思うんです。

そんな家焼肉で威力を発揮するのがこのカセットコンロ。我が家で使っているのはイワタニの炉端大将です!

これは焼肉屋さんのように家の中でも直火での焼肉が楽しめるというもの。牛肉だけじゃなく焼き鳥や海鮮にも使えます。

溶岩プレート

イワタニの炉端大将だけでもいいのですが、さらに楽しむためには溶岩プレートがオススメです。

溶岩が熱せられるまで少し手間がかかりはしますが、遠赤外線効果でお肉も野菜も芯までじっくり焼けるのが特徴。

さらに溶岩プレートを使うことで煙が出なくなります。ホルモンなど脂が直火に落ちてしまうような場合でも溶岩なら安心です。

炉端大将+溶岩プレートNG例

次の使い方は大変危険です!!絶対にやめてください!!

溶岩プレートでふさがっている!

熱が籠って危険です!

溶岩プレートと離れすぎ!

グラグラして危険です!

煮込みオススメアイテム まさに魔法の調理器具

電気圧力鍋

僕がいま最もお勧めしたい調理器具。それが電気圧力鍋です。

スネ肉など硬くてスジの多い部位は、似ても焼いてもなかなか噛み切れません。でも、硬い部位ほどすごく動かす筋肉なので肉自体の味は非常に濃く美味しいんです。

そういったお肉は丸1日以上、じっくりコトコト火を入れることで、肉の持つ旨味をすべて味わえるようになります。赤身の味だけで言えばサーロインよりもヘレよりも、スネ肉のほうが明らかに味があると思っています。

お肉でコトコト煮込んだスネ肉も、箸で崩れるには6時間では足りません。それが、電気圧力鍋なら…40分っす!

マジかよ!!っていうくらい、ほろほろに肉の繊維がほぐれます。

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