田中一馬ブログ

DMで質問が来て一瞬で壁ができちゃう5つのパターン

毎日のように色んな人から質問が来る。

今日は消費税増税について新聞社から電話があった。全く話す事がなかったので「すいません、、僕そういうの苦手で全然考えてなくって、、、話せることは何も無いと思います。」と電話を置いた。

「餌とか買いだめたりしないんですか?」って聞かれたけどさ。そんな人いんのかな。。。

質問にも色んなパターンがある。

今回のように既に筋書きがあってただ当てはまる声が欲しいってパターン。なんとなく聞いとくかってパターンや情報だけ欲しいだけのパターン。もちろん僕の考えが知りたいと言うケースもある。

質問はまさに人の数だけ千差万別。

でもないか。。。

こんな質問は意外に多い。少しテンションが下がるのはここだけの話だ。

「牛飼いをやってきて一番苦労したことは何ですか?また、一番やりがいを感じるのはどんな時ですか?」って質問が多いんだけど、それって「生きてきて一番不味かった食べ物って何ですか?また、一番美味しかった料理は何ですか?」って聞くのと同じなんだよね。聞いてどうすんだろといつも思うんだよ。

22年前、大学のサークルで牧場見学ツアーがあった。どの牧場に行っても1つ聞けば5つ返してくれる。学生ということもあり、誰もがお客様扱いで丁寧に案内してくれた。学校の課外授業のような気持ちで研修旅行を楽しんでいた僕たちが最終日に行った牧場は、僕の大好きなチーズを作っていたH牧場。

「いったいどんな話をしてくれるんだろう。。。」

胸躍らせていた僕たちに牧場主の方が言われたのはたった一言だけだった。

「で、何が聞きたいんだ?」

一瞬にして全員無言。重たい空気が流れる。受け身で向かった先で僕たちが教えてもらった事は、「聞きたいことがあるっていうから時間を作ってんだよ。」という至極真っ当な事だったのでした。

恥ずかしくて仕方なかったな。これは僕の経験談。

なので僕は視察も質問も「受けるかどうか」は相手を見て選んでいます。

つい先日も高校生から電話があった。地元の高校の授業の一環でいくつかの質問したいとの事。「すぐそばまで来てるので今から行っていいですかー?」と聞かれたけど断ったんだよね。何が聞きたいの?って聞いても「何も考えてないです」ってそりゃ無理だわ。もちろんその事はちゃんと伝えた。断るのも愛情。

これを心が狭いという人もいるだろう。

でも「来たいならよく考えてもう一回電話しといで」と断った理由をしっかり伝え、再度電話を受けて結局は来てもらうことになりました。心ひろーー笑。

別にお高くとまってんじゃないんだよ。ただ質問の答えよりも大切なことだと僕は思ってるから。名前すら名乗らない人には「まずちゃんと自己紹介しようね!」って返すのです。良い顔することも無視することもできる。

ちょっとしたこと。そのちょっとしたことで返ってくる答えは変わってくるから。相手のことを考えて質問できるようにしたいよね。その為にまずは自分で考えること。本当に聞かなきゃ行けないことって案外無いもんだと思うんだよ。

と、いう事で。

最後にDMで質問が来て一瞬で壁ができちゃう5つのパターンを載せておきますね。

①名乗ろう

「畜産を学んでる者です」

②いきなり土足

「牛飼いしたいんだけど所得どのくらいですか?」

③曖昧すぎ

「何も分からなくて。何から始めれば良いです?」

④助詞が変

「私わ〜」

⑤ググれキミ(GGK)

「どこで買えます?」

DMは送る前に一呼吸。

 

心安さと気軽さは違うのだ。

大切なことなのでよろしくお願い致します。

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書いている人

しゃべらないけど発信はマメ 田中一馬(カズマ)

1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。
小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。
2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。
2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。
好きなものはカメラ、カレー、コーヒー、純米酒。

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