田中一馬ブログ

【鬼滅の牛】剣術「牛の呼吸」全型まとめ!

鬼滅の刃が1,000万部突破!!

いやホントマジ面白い。ジャンプ歴34年。さすがにそろそろ卒業かなと思ってる41歳の僕が久しぶりに少年ジャンプで胸踊る漫画に出会った。

鬼滅の刃だ。

鬼滅の刃とは

鬼滅の刃は2016年から週刊少年ジャンプで連載されている吾峠呼世晴先生の漫画。

炭焼きを生業としていた竃門一家の長男竈門炭治郎は家族を鬼に殺されてしまう。唯一生き残った妹も人ではなくなってしまっていた。。家族を殺した鬼を滅すため、そして鬼となった妹を人間に戻すため。様々な呼吸から生まれる剣技を繰り出し鬼と戦う物語だ。

主人公竃門炭次郎が鬼を倒すために使っているのが「水の呼吸」という呼吸法。呼吸の基本は「炎」「水」「雷」「岩」「風」の5種類からなり、そこからさらに枝分かれして「蟲」や「蛇」「音」などの呼吸が各剣士によって生まれている。その中でも圧倒的な修練を積み、上級の鬼と戦えるほどの力を持ったものは「」と呼ばれ、柱を中心として鬼を滅する鬼殺隊が組織されている。
ちなみに炭次郎を鬼殺隊に入るきっかけを作ったのは水柱の冨岡義勇。水の呼吸の使い手だ。

今回は「牛の呼吸(注1)」の全ての型について、その用途や動きなどを徹底的に解説(注2)していきたいと思う。

※注1.鬼滅の刃に牛の呼吸はありません。妄想です。
※注2.牛の呼吸の動きはリンク先のツイートから見てね。

 

牛の呼吸(全拾壱ノ型)

壱ノ型 昇り龍

壱ノ型 昇り龍は、屈めた首を一気に伸ばし鬼の急所を最短距離で突く技です。

男ならば悶絶と言われるが女性でも悶絶する者は多く、敵の動きを止める技としては非常に優れている。牛の呼吸では基本となる技だ。

余談ではあるが子牛が哺乳瓶に慣れない時には、このように股の間に首を挟むことで乳首に集中させることができる。なかなかミルクを飲まない子牛に是非試してほしい技でもある。きっと全集中してくれるはず。

ちなみに多くの方からご心配の声をいただいたが僕も柱の一人。安心して下さいね。 

玉柱カズマ(41)

玉の呼吸は岩の呼吸から派生した呼吸なのだ

弐ノ型 舌車

弐ノ型 舌車、牛の中で最も複雑な動きをする筋肉「タン」を使った攻撃技です。

軌道の読めない舌の動きは捕らえた相手を絡め取り、そのまま奥歯ですりつぶします。
地味だけど噛まれた人は思い出すと鳥肌立つくらいに痛い技。ちなみに牛の舌はザラザラしており、生まれた子牛の羊水を拭き取るのにも適しているよ。でも舐められ過ぎると血が出ます。

参ノ型 干天の慈蹴

参ノ型 干天の慈蹴は、切られたものにほとんど苦痛を与えない牛の呼吸唯一の慈悲の剣撃と言われています。

ちなみに通常の後ろ蹴りに慈悲は無く、僕は肘靭帯を2回断裂、鼻骨骨折を経験しました。牛の後ろには立たないようにね。

肆ノ型 打ち顎

肆ノ型 打ち顎は、一度振り上げた顎を頭上から打ちおろす斬撃です。
壱ノ型の昇り龍と合わせて使うことでその威力を倍増させることができます。

実は牛は頭で戦う動物。一般的に牛の武器って角をイメージするかもしれないけど、実は首の筋肉が非常に強く、それによって頭での攻撃が可能になっているのです。煮込み用のネックが硬いのは戦う筋肉だからなんだよね。

伍ノ型 滝甕

伍ノ型 滝甕は、敵から囲まれた時に流れ落ちる滝のように落下し相手をすり抜ける技です。
鬼を翻弄する技。これぞ真のリアル鬼ごっこと言えるだろう。

逃げる大切さはジョセフジョースターも言っていたよね。

陸ノ型 踏々

陸ノ型 踏々は、その体重を蹄を通して相手に伝える実践において最も活用される攻撃技です。
実は牛による死亡事故で最も多いのが踏まれること。押されて転けて踏まれることを避けるために牛との距離感は本当に大切です。

足を踏まれて慌てて引き抜くと爪が剥がれることもあるので、できればサンダルはやめましょうね。

漆ノ型 雫波頭突き

漆ノ型 雫波頭突きは、牛の攻撃の代表格である頭突きを使った荒技です。
主人公の炭次郎も作品中でよく使う頭突き。シンプルだが攻撃力は非常に高く、壱ノ型昇り龍、肆ノ型打ち顎からの雫波頭突きは牛の呼吸最強の繋ぎ技でもある。

捌ノ型 紫電一閃

捌ノ型 紫電一閃は、急速なステップで残存を生み出す牛の呼吸最速の技です。研ぎ澄まされた剣をひと振りするとき、一瞬ひらめく鋭い光はまさに雷。

アイシールド21でセナが使ってたアレです。

玖ノ型 牛突猛進

玖ノ型 牛突猛進は、全集中により極限まで加速した状態から飛び込んでいく捨て身の大技です。
攻撃力=スピード×体重を体現した牛の呼吸ならではの破壊力は他の呼吸の追付いを許さない。
是非動画を見て欲しい。

拾ノ型 生生流転

拾ノ型 生生流転は牛の呼吸で最もエネルギーを使う究極の奥義です。
約285日の間、母牛の胎内で育まれた命は誰の手も借りずこの世に生まれ落ちます。

すべての物は絶えず生まれては変化し移り変わっていく。

出産ということだけではなく。生まれてきたもの全てが他の生命と関わり世界は変化していく。そんな事をいつも牛は教えてくれます。

拾壱ノ型 温凪

牛の呼吸は全部で拾ノ型ですが、牛柱である牛之助だけは、拾壱ノ型 温凪を扱うことができます。

牛柱「牛之助」

激しい動きのある牛の呼吸の中で、まるで時が止まった凪のように穏やかな空間が温凪。
ここではすべての攻撃が無になります。命を奪うのではなく救い出す技。それが拾壱ノ型温凪なのです。

低体温症の子牛にも効果抜群なので覚えておいて欲しい。

低体温症で意識のない子牛を、お風呂で蘇生させる方法。

鬼滅の刃から目が離せない!

現在単行本16巻1000万部突破、アニメにDVDと大人気の鬼滅の刃。

はたして炭次郎は鬼の秘密を解き妹を人間に戻すことができるのだろうか、鬼舞辻無惨との戦いは、そして牛柱牛之助は出てくるのか。。。

これからも目が離せない鬼滅の刃。
まだ見た事ない人は絶対に見てほしい漫画&アニメです。

ほんと漫画って最高。

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書いている人

しゃべらないけど発信はマメ 田中一馬

1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。
小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。
2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として様々な農家の蹄をサポートをしている。
2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛を中心に長期肥育や経産肥育、放牧牛肉の生産などをスタート。
好きなものは牛肉、漫画、純米酒、ウイスキー。ここ1年はサウナにドハマり中。

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