田中一馬ブログ

牛市の一日ってどんな感じなの?(但馬家畜市場5月市)

こんにちは。

但馬牛の繁殖・削蹄師・肉屋の田中一馬です。

今日は但馬家畜市場5月子牛市でした〜。

家畜市場での流れ

子牛市場と言っても、牛を飼っていないとピンとこないですよね?

牛市の一日ってどんな感じなの?」って方のために、簡単にご説明させていただきますね~。

牛市の日の朝は早く、AM3:00には牛たちの餌やりを始めます。

5:30には子牛をトラックに乗せて出発~!

6:30 到着〜牛の手入れ

決められた場所に牛を繋ぎ、牛のブラッシングなどをします。

この時間帯にお客さんは牛の下見をします。

AM9:30 セリ市開始です。

あ、そろそろ順番が!

いっくぜー!

競る前に体重と体高を測って。

いよいよ競りがスタート!

生産した子牛達は全て競りというシステムの中で評価を受けます。

生年月日、血統、体重などの情報が電光掲示板に表示されます。

いままでやってきたことはすでに牛が体現してくれています。

だから、ここで僕らのできることはドキドキするくらいのこと。

セリが成立すると、別の繋ぎ場に牛を連れて行きます。

そして全ての競りが終わった後、牛達はそれぞれのトラックに乗せられ各牧場へと向かうのです。

これが子牛市場の一連の流れです。

って、売った牛とインカメしてるしー!!!!

我が家の子牛たち

今回我が家からは去勢2頭、雌1頭の出荷でした。

秋穂(照忠土井×あきふく3(丸富土井))258日齢 252kg

照豊悠(芳悠土井×てるとよひめ(菊俊土井))229日齢 241kg

てるとよひめ2(芳悠土井×てるとよ(幸豊土井))243日齢 233kg

秋穂は先日削蹄でお世話になった県内の肥育農家さんに、照豊悠は岩手県の中屋敷さんに高値でご購買いただきました。

息子さんも学校休んで岩手から牛買いに来たんだって!!

すごいね!!

この子が肉になるまでには絶対岩手に行くからねー!!!

一方、てるとよひめ2は特産松阪牛となるべく三重県へ!

なんと、今回の市場最高値である1,072,440円で落札していただきました!!!

びっくりです。

やってきたことが評価いただけるって本当に嬉しいね。

落札価格が牛のすべてではない事は知っていますが、とても励みになりました。

市況です

雌 117頭 最高1,072,440円 最低392,040円 平均726,175円 前年同期比25,875円高 先月比22,685円安

去 151頭 最高1,036,800円 最低471,960円 平均778,208円 前年同期比13,970円高 先月比47,658円安

この1年間の市場は全て前年同期比10万円高を超えていましたが、5月は昨年とほぼ同じ相場となりました。

先月に比べると雌で2万円安、去勢で5万円安。

先々月から見ると雌で12万円安、去勢で9万円安。

引き続き相場は下げ続いています。

今回の市場は上と下の価格差が非常に大きかったのが印象的でした。

今までの子牛市がスソ物が高すぎたんですけどね。。

このまま但馬牛の子牛価格がズルズルと下がっていくという事は僕は無いとみています。

それでもどんな相場であっても揺らがない経営をしていかなくちゃいけないし、相場に左右されない牛づくりを目指していきたいと思っています。

生産者も購買者も喜ぶ牛を出していかないとね。

今日言いたいこと

今日の言いたいことは全てツイッターに書いてありました。

今日からまた頑張ります!!

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書いている人

しゃべらないけど発信はマメ 田中一馬(カズマ)

1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。
小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。
2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。
2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。
好きなものはカメラ、カレー、コーヒー、純米酒。

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