田中一馬ブログ

相場に左右されないもの

但馬牛の5月子牛市が開催されました。

まずは市況です。

但馬家畜市場5月子牛市

雌 120頭 最高1,115,400円 最低286,000円 平均610,198円 前年同期比364,000円安。 先月比13,128円高。

去勢 173頭 最高849,200円 最低138,600円 平均528,986円 前年同期比499,627円安。 先月比18,140円安

総平均562,246

淡路家畜市場5月子牛市

雌 178頭 最高1,299,100円 最低75,900円 平均559,894円 前年同期比336,360円安。 先月比110,382円安

去勢 226頭 最高884,400円 最低53,900円 平均591,289円 前年同期比408,023円安。 先月比4,253円安

総平均577,456円

 

両市場とも昨対40%減。大きく下落している状況は変わらないが、先月と比べるとほぼ同価格で推移。マルキンの額が出たとはいっても正直あと5万円は下がると思ってました。

ここら辺が子牛の底値じゃないかと思ってます。

底値と言ってもこの状況はまだ続くだろうけどね。。

相場に左右されないもの

緊急事態宣言の解除も見え、少しずつ経済が動き出す中で但馬牛や神戸ビーフの枝肉価格がどう推移するのか。

正直全くわかんない。
いや本当にそう思う。

「きっとこうなるはずだ。」
そんなことは予想であり願望なんだよね。
2年前は99%の畜産農家がオリンピックで枝肉価格が跳ね上がると予想してたと思う。でも現実は真逆だ。結局誰も先のことなんてわからない。
だからこそ流行りや流れに乗るのではなく、「流れを作る側」にいなくちゃと強く感じてる。

一つずつ自分で作っていくのだ。
だから自営業は面白い。

やりたいことはなんでもやります笑

今回の市場では肥育用の子牛も買いました。
2年半後に自分たちでカットしていく予定です。

子牛だけじゃなく牛市の翌日には肉牛も買った。
50ヶ月齢の但馬牛(雌・1産)。お世話になってる先輩の牛です。
今までは我が家生まれの牛の肉しか切ってこなかったけど、今後は少しずつ広げていきます。どんな状況でも止まらない。考えて考えて変わり続けていくのだ。

相場が高かろうと安かろうと僕は自分のやりたいことをする。喜んでもらえるものを出し続ける。このブログだってYouTubeだってSNSだって全部そう。

【市場出荷は相場の影響を受けやすい。個人で肉までやれば安定している。】
そんなことをよく言われるけど、安定的に売れる保証なんて一つもないからね。むしろ市場の方が安定はしている。

相場は変化するから相場って言うんだ。相場ばかり見てたら不安になるのは当たり前。だって安定してないんだもの。

みんな誤解してるけど僕は基本的に不安定な人間です。相場を見れば不安になるし人の意見にすぐ心が乱れる。幼少期からずっとそんな感じだ。でもどれだけ心が乱れても、10年前にうつ病で通院していた時だって、やりたいことをやめることはできなかった。市場に左右されないってのは好きなことに対する気持ちだと思うのだ。

上手くいきそうなんて幻想だ。
地べた舐めるような状況でも好きなことならやれる。
やめられないもん。

相場なんかに左右されないもの。
ずっとそれを積み重ねていくだけなのだ。

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書いている人

しゃべらないけど発信はマメ 田中一馬(カズマ)

1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。
小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。
2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。
2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。
好きなものはカメラ、カレー、コーヒー、純米酒。

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