最終更新日2019.4.15 20:12
ホルモンもお肉もオススメ!!大正区の「焼肉たつみ」に行ってきたよ!!
大阪に行ってきました。
うしおととらから始まり、からくりサーカス、月光条例、双亡亭壊すべしと、30年第一線で活躍する藤田和日郎先生。
泣きそうです。正直泣いた。胸いっぱいでちょっとツイート出来ない。。 #藤田和日郎原画展 pic.twitter.com/F54A6eEBQM
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) March 29, 2019
過去1万冊以上の漫画を読んできた僕が一番影響を受けたのが藤田先生で、ファン歴27年にして念願の原画展に行けたって話は、思い入れが強すぎて書ける気がしません!!笑
今日は原画展の後に行った「焼肉たつみ」のお話です。
焼肉たつみ初訪問!!
僕は出張するときはほぼ必ず牛肉を食べに行くようにしている。
勉強したいって気持ちもあるけど、何より肉が好き。
特に焼肉が好きだ。
今回は大阪ということもあり、ホルモンをメインに美味しい肉も食べられるお店をリサーチ。
色々な候補の中から大正区の焼肉たつみに行くことに決めた。
友達たちがみんなで揃って焼肉を食べに行く中、一人で別の焼肉屋さんに行くことが出来るのが僕です。初、焼肉たつみ。書きたいことが盛りだくさん過ぎてツイート出来ない。後日ブログにしよう。。。ほんと焼肉って良いね。人って良いね。そんな夜です。 pic.twitter.com/a715ssw72o
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) March 29, 2019
久々の大阪泊。一緒にいた友人たちが焼肉食べに行こうという中でも「別のところ行きたいから。。」と、一人で違う焼肉屋に行けるくらい僕は肉に関してはこだわりがある。
ってごめんなさい。
協調性ないだけです。
さあさあ、食べるぞっっ!!!
少し緊張しながら扉を開けると、肉を切る店主といきなり目が合った。
心なしか驚いた顔をしている。
「あれ?なんか空気微妙。。。」
少し不安になりながらも軽く会釈して入ろうとすると、
「田中さんーー!!」と声をかけられた。
なんと、10年前に、お会いしたことがあったのだ。
マジかーーーーーーーーーーーーー!!!
そんなことってあるのかよ!!笑
K奮がおさまらないまま暖簾をくぐる。
縦に長い店内は手前にカウンター、奥にはテーブル席。
各席にガスのロースターが用意されていた。
煙はガンガン。
まさに、ザ、昭和の焼肉屋だ。
生ビールを頼み早速お薦めを聞く。
今週はホルモンの入りが悪いとのことで肉を勧められた。
一見リーズブナルな昭和な焼肉屋さんだが、たつみは肉へのこだわりも強い。
田村牛や岡崎牛など、東京の有名どころでもお馴染みの生産者の肉が普通に出てくるのだ。
先日岡崎さんのお肉を初めて食べた。42ヶ月齢の近江牛のリブロース芯。しっかりした味だ。これだけじゃ岡崎牛は勿論語れないけどね。なるほどと思った。見た目じゃ分からないな。美味しい。 pic.twitter.com/Eres6yOPjB
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) April 14, 2019
もちろん肉だけではなくホルモンも美味い。
「今週は入りが悪いんで。。」と言いながらも出されるホルモンには臭みが全くない。
新鮮で下処理が丁寧なのだと思う。
種類も豊富だ。
今回初めて食べたキモグレンス。
レバーの横についているリンパ節で牛のフォアグラとも言われている珍しいホルモン。(ググりました笑)
脂みたいなんだけど独特の旨味と甘味がある。
これはご飯と一緒に食べたい。。。
定番の生センに。
ハツ刺しはわさび醤油で。
これは、、、わかるかな〜?レバーじゃないよ。
これ、なーんだ? #レバーじゃないよ pic.twitter.com/eJNRKf3Jq9
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) March 30, 2019
正解は脾臓。
大阪ではチレって呼んでたけど、僕らの屠場ではタチギモって呼んでいる。
下処理する前ははオオサンショウウオの尻尾みたいで、皮をむくとこんなにも濃い赤色の身が姿をあらわすんです。
味はレバーに近く、ちょっとクセがあり、ねっとりとしてる。
僕は好きな味だな。
それにしても、どれもこれもホルモンに臭みがない。
このお店では食べることができる。
とにかく全ての下処理が丁寧なんだと思った。
それは絶対味に出る。
肉とホルモンを順番に食べ、いい感じになってきたところで店主が「ぜひこの田村牛と一緒に合わせてもらいたくて。」と、日本酒とお肉を持ってきてくれた。
田村牛の地元鳥取のお酒「日置桜」だ。
「いや〜ありがとうございます!!実は来週田村さんのところに削蹄で伺うんですよー。」
なんて話をしながらどんどんと牛談義に花が咲く。
いや、この店主マジ熱い。
肉や牛に対する思いがめちゃくちゃ熱い。
豪快で気さくだけど真摯。
そんな人柄がお店やホルモンに出るんだなって。話ながらずっと感じてた。
実はこのお酒、スタッフの方がご友人から送ってもらったものだったんだけど、なんとそのご友人の実家が、僕が削蹄師として、最初に入った牧場だったんだよね。
なんやそれーーーーーー!!
震えたーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!笑
早速その牧場に連絡とって報告したり。
最初から最後まで縁を感じる時間だった。
大阪市大正区【焼肉たつみ】。田村牛など肉にこだわりつつも、リーズナブルでホルモンの美味い大衆的な焼肉屋。って言う情報で暖簾をくぐると「あ、田中さん!」って。。なんと10年前にお会いしてた。マジかー笑。凄く熱い方で牛の話に花が咲いた。削蹄が繋いだ縁もあった。凄いな。出会いって凄いな。 pic.twitter.com/VanllySdvY
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) March 29, 2019
こういう出会いってほんと宝だと思う。
現場でのプロとしての仕事。そして日々のSNSでの発信が、初めて入った焼肉屋さんとの関係を深めてくれた。
一緒に面白いことできたらいいな。
そんな思いが膨らむのはすでに関係性ができているからかもしれない。
もちろん関係性抜きにしてもお勧めしたいお店。
だって、美味しいから。
1週間後にまた来ちゃったくらいだもの笑
おはよー。大阪の〆は大正区の #焼肉たつみ。先週行ったけど家族を連れて来たかったんだ。「じゃあみんなミノの皮むいてねー」って笑。とにかく楽しかったー!丁寧で熱く温かいお店。大阪で焼肉食べるならまずはココ。食べたいものだらけっす。ちなみに昨日の賄いは #タナカレー だって。マジかよ!笑 pic.twitter.com/ks19o9qyKc
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) April 6, 2019
店主さんは我が家をツイッターで見て下さっていて、とっても気さくで何よりアツさのある方でした。早い時間帯から次々に入ってくるお客様。地元の方と思しきお客様も多くて地域に愛される焼肉屋さんなのがひしひし伝わってきたのでした。美味しいお肉達をありがとうございました! pic.twitter.com/2N4krU0qTI
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) April 6, 2019
こういう出会いのために僕は発信しているのかもな。
そしてそう思ってもらえるような牛飼いでありたい。
また行きます!!!
焼肉たつみのHPはこちら。