田中一馬ブログ

但馬家畜市場4月子牛市。

4月10日は但馬家畜市場4月子牛市でした。

我が家からは2頭の出荷です。

今月は納税。

出荷は少ない。

でも買えたらいいな〜て向かった市場でした。

2019年4月市市況

雌 103頭 最高2,293,920円 最低476,280円 平均922,834円 前年同期比11,378円安 先月比78,248円安

去勢 150頭 最高1,271,160円 最低767,880円 平均1,044,317円 前年同期比5,210円安 先月比18,725円安

総平均は994,859円

さすがに少し相場は下げました。

枝肉市場では3等級が3000円を切る中で当然の流れではあるけども、それ以上に牛の揃いが悪すぎた市場だった。

それでも総平均は約100万円。
2年後が怖いね。

損する牛がたくさん出る気がしている。

僕らは相場をコントロールなんてできない。セリなので価格も決められない。
その中で「損させられた農家」とならないようにできることは、健康な子牛を出荷し続けること。もうずっとそれしかないのかなと思う。

だからこそ売って終わりじゃなく、肉になるまで関わらせていただける関係をもっと作っていきたい。

ちなみに子牛は買えずでした苦笑。

そんな僕の気持ちを代弁するかのように、今日もワイパーは荒ぶっていた。

来月頑張ります。

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書いている人

しゃべらないけど発信はマメ 田中一馬

1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。
小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。
2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として様々な農家の蹄をサポートをしている。
2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛を中心に長期肥育や経産肥育、放牧牛肉の生産などをスタート。
好きなものは牛肉、漫画、純米酒、ウイスキー。ここ1年はサウナにドハマり中。

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