田中一馬ブログ

何を届けているのか。何を届けたいのか。

11月27日に今年の放牧敬産牛肉となるひさふくを屠畜してきました

屠畜1時間前のひさふく

次回のブログでひさふくのことを書こうと思います

実は最近お肉の販売について教えてくださいというご要望をよくいただきます

そのうちの半分は施設や資格初期投資についての質問

そしてもう半分の方がどうやってお客を上手につかんでいるの?と言ったセールスの手法についてです

施設や資格については後日書きます

今日は半数の方が質問されるセールスについてです

最初に結論を言いますが僕はお客様に上手に売り込む方法なんて知りません

そんなバンバン売れてないですし牛飼い優先でとにかく発送が遅いのでお叱りを受ける事も多いです(すいません。)

ただ何か出来ることがあるとすれば商品の改良はもとより地道に情報発信を続けること

これにつきます

実は過去に2回ほど発行部20万部とういう有名女性週刊誌に広告を出したことがありました

結果は散々なもので広告を見ての注文はゼロ

おまけに広告を見た広告屋から毎日ひっきりなしに広告の営業電話という広告会社に個人情報を見てもらうためにお金を出して広告した状態に。。。

またテレビや新聞などメディアに何度も取り上げていただいていますが直接購買に繋がるケースは少なく食彩の王国は別でした殆ど方がブログやHPを通してお客様になってくださっています

そういったことから結局自分が伝えたいことを地道に伝え続けることが一番だと今は思っています

派手さはなくても積み重ねた分それは資産だと思うのです

僕は2001年借金をし5頭の牛と軽トラから牛飼いを始め2008年にお肉の販売を始めました

なにも知らないぺーぺーな牛飼い繁殖農家が思いだけで始めたお肉屋さん

それは同業者から見れば遊びや道楽に見える規模

素人もいいとこで全く思い通りにはいきませんでしたがお肉の販売を積み重ねることでようやく肉に関しては納得のいくものが提供できるようになってきました

一方で販売に関して感じているのが世の中には自然だとか本物だとか完全だとか曖昧な言葉で商品を説明しているものが多いと言うことです

僕も気を抜くとつい使ってしまう事があります

この言葉どれもが単体ではいいイメージなんだけど実はこういった聞こえの良い言葉をつける背景には対立している既存の商品があったりします

既存品に反発する事で商品価値を高める耳障りのいい言葉

それっていわば既存品あっての商品言い換えれば既存品のおこぼれないんじゃないの

僕はひねくれているので自分が使うとなるとそういうふうにとらえてしまいます

お肉の販売について「放牧などで牛肉を生産しているならそういった消費者団体を通して売ったほうがいい」というアドバイスをいただきくこともあります

でもぼくはあまり好きでないのです

キーワードだけで選ばれるってイメージ売ってるみたいで

僕が売ってるのは牛肉です

放牧牛肉だけど放牧を売っているのではなくって届けているのは牛肉なのです

この商品はそんな言葉の力を借りなければ通用しないものか?

食べてもらう牛のこと牛の育った環境のこと但馬牛のこと届けたいことがあります

だからお肉を販売しています

しかし届けているのはお肉です

そこに僕たちの届けたいもので飾るのではなく届けたいものをを乗せているのです

届けているものと届けたいもの

この2本を見失わないように進みます

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書いている人

しゃべらないけど発信はマメ 田中一馬(カズマ)

1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。
小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。
2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。
2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。
好きなものはカメラ、カレー、コーヒー、純米酒。

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