たなちくニュース

日本農業新聞で一面掲載していただきました

2020.11.2
日本農業新聞で一面掲載していただきました。

タイトルと写真のギャップが酷いな笑。でも内容はいたってまとも。新聞記事だものね。

 但馬牛の産地、兵庫県香美町の和牛繁殖農家の田中一馬さん(42)は、自ら制作した動画で和牛の魅力や畜産農家の日常を、動画投稿サイト「ユーチューブ」へ積極的に発信している。削蹄(さくてい)師の資格も持ち、食肉加工や精肉販売といった複合的な経営を手掛ける傍ら、これまでに制作した動画は240本を数える。伝えたいのは「奥深い牛飼いの世界」だ。

(中略)

 田中さんは「プロの農家が見て違和感がなく、専門的な話はかみ砕いて伝えるのを心掛けている」と言い、生産者から消費者まで幅広い支持を得て人気の投稿は11万を超す視聴数を誇る。

 田中さんは同地で研修を経て2002年に新規就農した。発信活動は、その頃に始めたブログが起点だ。現在はツイッターやインスタグラムなど、さまざまなインターネット交流サイト(SNS)を駆使。フォロワーは延べ4万人に上る。

 発信が生んだ“共感”は顧客の獲得に結び付き、精肉のネット販売では、1頭分(350人前)が8分で完売した。

 畜産農家として確かな実力も備える。就農時から田中さんを知るJAたじまみかた畜産事業所の田中博幸さん(60)は「とにかく勉強熱心で、子牛の管理も良い。今では品評会上位の常連で、後輩の面倒見もいい」と信頼を置く。

 田中一馬さんは「見られても恥ずかしくない農家であり続け、牛の面白さを多くの人に伝えたい」と話している。

今回取材で何度も話したのが「どれだけ知名度があっても地元で笑われる生き方じゃダメだ。」ってこと。

もちろん何をしても笑う人はいる。笑われるくらいで僕はちょうどいい。でもさ、その上で僕のことを一番見てるのはやっぱり近しい人だものね。その視点から目をそらしちゃダメなのだ。知らない人の称賛も罵倒も正直聞き流すくらいで良いと思う。

他人を否定して自分をPRする。ウケることが主軸で発信をする。目立ったもん勝ち。そうやって得た賛同やフォロワーやチャンネル登録者なんて何の意味もない。

僕たちはこの地で一生牛を飼って生きていく。子供もいる。牛がいるから生活ができている。その当たり前の土台が僕の強みだってっことだ。

これからも繁殖農家、削蹄師、精肉販売、そして様々なwebでの発信。そのどれもが自分にとって矛盾なく積み上げていけたらいいなって思っています。

web版もあるので是非読んでみてくださいね。

あ、そうそう。後日連絡があり、この写真が報道写真展に入選されたそうです。染谷さん(記者さん)おめでとうございます!

これからも頑張ります。

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