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ダイアモンドonlineで掲載されている「肉と魚の経済学」で田中畜産を取り上げていただきました。

ダイアモンドonlineで掲載されている「肉と魚の経済学

熟成肉で有名な格之進の千葉社長のインタビュー記事に【コロナ後の牛肉業界の未来】と言うテーマで田中畜産を取り上げていただきました。
(ツイートをクリックすると記事が見れます。)

この記事では今後牛肉業界でも「ダイバーシティー(多様性)&インクルージョン(受容性)」が広がっていくと提示された上で、その事例として田中畜産の取り組みが上げられています。

例えば不特定多数に売るのではなく、自らのブランドのファンなど特定のコミュニティーに対して、自分しか生産できない特色ある肉を流通させる、という流れをつくり出している生産者がいます。

(中略)

先ほどの田中畜産のように、と畜が終わった後に自ら精肉を行い、消費者に直販することで値段を自分で決める――というようなことができる生産農家が将来的に大勢を占めるようになるかというと、それはないでしょう。ただし、なんらかの形で、自らがこだわりを持って行ってきた畜産についての哲学やメッセージを消費者に伝えて、自分が生産する肉をブランディングして売っていきたいと考える生産者は、これからどんどん増えていくのではないでしょうか。昔だったら、牛の生産者は自分の牛が誰に食べられているのか知りませんでした。でも今はECプラットフォームが充実し、消費者に直接アクセスする手段ができたわけですから。

ここ5年でSNSの普及により畜産農家が消費者に簡単にアクセスできる時代となりました。本当に素晴らしい時代になったと思う。

ただ、僕はアクセスと関係性は全く違うものだと思ってる。

アクセスはただのきっかけ。簡単だからこそ「簡単ではない関係性」に価値は生まれてくる。

「好きな人は好き。」「売り込み丸見えでマジでウザい。」そんなリアルでも当たり前の話が距離や時間を超えて作れるようになっただけの話だ。

そのためにも「自分」を知ってもらう努力を怠らないこと。継続して伝え続けること。そして大切にしているものを磨き上げていくことだとずっと思ってる。

誤解されがちだけど、目立ったもん勝ちではないんだよな。

目の前の牛から積み重ねる事も大切。一方で最後に食べてくれる人から積み重ねる事も同じだけ大切。子牛を販売する繁殖農家だって同じで、両サイドからの積み重ねが各々の今なんだよね。そんな当たり前のことをコロナは浮き彫りにした気がする。

でもだからこそ面白い。僕は全然まだまだ納得してないけどね(苦笑)

そんなことを記事を読んで改めて思いました。

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