最終更新日2019.7.30 20:43
1頭の牛を部位ごとに楽しんでほしい。秋福悠のお肉販売スタートです!!
さあ、いよいよ2019年度の但馬牛肥育牛『秋福悠』の販売をスタートします!!
目次
- 秋福悠という牛
- 「秋福悠」販売詳細
- 秋福悠のお肉
- 1、カレーのお肉
- 2、煮込み用のお肉
- 3、ホルモンミックス
- 4、トウガラシサイコロ
- 5、ウデ焼肉用
- 6、ザブトン焼肉用
- 7、前バラ焼肉用
- 8、前バラ細切り
- 9、前バラサイコロ
- 10、三角バラ焼肉用
- 11、バラ焼肉用
- 12、かいのみ焼肉用
- 13、フランク焼肉用
- 14、ハラミ・サガリ
- 15、メガネ・ネクタイ焼肉ブロック
- 16、しんたま焼肉用
- 17、ひうち焼肉用
- 18、ソトモモ焼肉用
- 19、ハバキ焼肉用
- 20、センボンスジ
- 21、レバーブロック
- 22、テール
- 23、ツラミ
- 24、ハツ
- 25、ランプステーキ
- 26、イチボステーキ
- 27、しんしんステーキ
- 28、ウチモモブロック
- 29、ソトモモローストビーフ用
- 30、クリ焼肉ブロック
- 31、ミスジステーキ
- 32、ミスジブロック
- 33、肩ロースステーキ
- 33、リブロースステーキ
- 34、ヘレステーキ
- 35、サーロインステーキ
秋福悠という牛
秋福悠は平成28年9月1日生まれ。
子牛の頃に風邪をひいて市場に出せず、そのまま我が家で35ヶ月間肥育した但馬牛の去勢牛です。
子牛の時に肺炎をしても移動をさせずに生まれた環境で飼育をすると、そのまますくすくと育つケースは多い。秋福悠もそんな牛でした。
もちろん35か月も一緒にいれば情も湧く。ましてや子牛市場で売れないくらい手のかかった子だから、他の牛以上に思い入れはある。
だからと言って美味しく食べることが牛への供養なんだと僕は思わない。死んだ牛に出来ることなんて何一つない。生きている間に何ができるか。それだけだ。その先は食べてくれる人に何ができるか。それだけ。
情は当然あるからこそ、視点を間違えてはいけないと自戒の念をいつも持って僕はお肉を販売しています。
そんな秋福悠の格付けはA4-7。枝肉重量は445kg
誰が見ても文句のない立派な神戸ビーフとなりました。
肉色もサシの入り方も本当美味しそうでしょ。
「秋福悠」販売詳細
販売日は7月31日(水)20:00〜
お肉の販売サイトはこちら(画像をクリックするとページに飛びます。)
※現在販売サイトは非公開になっています。販売当日の20:00に一斉公開となりますのでスケジュールに入れておいてくださいね〜!!
って、、、明日っす!!笑
お肉カットに追われて告知ブログが今になってしまいました。。。
お盆までにはみなさんの食卓にお届けできるよう頑張ります!!
販売サイトの注意点
お肉の販売は今までと同じSTORESと言うサイトでの販売となります。
少しサイトの説明をさせていただきますね。
①商品が一斉に表示されます
STORESでは同じサーロインステーキであっても金額の違うものをひとつのページにまとめることができません。そのため1枚1枚重さの異なるステーキなど、こんな風に1枚ずつの商品ページになってしまいます。
たくさんの商品が羅列されるため「え〜っとヘレステーキはどこだっけ?」と気になる部位をパッと探すことが難しくなってしまいました。次のページ、次のページと見ながらお求めのお肉を探していただくことになります。
②決済が終わって購入完了
気になる商品をカートにいてれも、その商品をキープしたことにはなりません。例えば一つしかないハラミを3人の方がカートに入れた場合、最初に決済を完了した方が購入となります。
また、過去に欲しいお肉を早くGETするために、決済を数回に分けてご注文いただいた方もおられましたが、STORESのシステム上、数回に分けて決済されるとその回数分の送料が加算されます。ご注意ください。
③振込は期限を過ぎると自動キャンセルに
STORESはクレジトッカード、コンビニ払い、振込み、PayPalなど多くの決済方法に対応していますが振込期限があります(購入後メールが届きます)。期限内にお振込いただけなかった場合は自動的にキャンセルとなってしまいます。
以上3点をご注意いいただきたいです。
インターネットに慣れないお客様には戸惑う部分も多くあるかと思います。申し訳ありません。ただ、この STORESという販売サイトは一度登録していただくと次回からはログインのみで簡単に購入ができるようになります。
外出していても住所入力も不要で簡単に購入できます。
このサイトを使うことにより、結果的に多くの方に、今まで以上に楽しくお肉を選んでいただけると思っています。よろしくお願いいたします!!
秋福悠のお肉
それでは早速「秋福悠」のお肉の紹介です!!
1、カレーのお肉
内容量:200g(100gあたり540円)
使用部位:モモ、ウデ、肩ロース、三角バラ、バラ
しっかりとした赤身の味のあるモモとウデ。
上品な脂が美味しい肩ロースと三角バラ。
そして大味だけどカレーにぴったりのバラ肉。
それぞれをカレー用にカットしました。
モモとバラを混ぜ合わせてもよし、肩ロース一択で楽しんでもよし。お好みのビーフカレーを作ってみてくださいね!!
2、煮込み用のお肉
内容量:スネ煮込み用・バラ煮込み用 約200g(100gあたり540円)、アキレス・スジ肉約400g(100gあたり270円)
使用部位:スネ、バラ、スジ、アキレス腱
牛肉には硬いけど味のある部位、柔らかいけど味の薄い部位など色な部位があります。
今回は硬いお肉大集合。
スネ、バラ、スジ、アキレスです。
『スネ』
スネは肉自体も硬いのですが、肉の周りをスジが覆っていることがとにかく硬い要因。しかし、これこそが煮込みにぴったりの要因なのです。例えば最高級部位であるヘレ(ヒレ)。煮込むとホロホロと崩れ、形がなくなってしまいます。ヘレは断然ステーキ。
一方、スネは煮込めば煮込むほどそのままの形状で柔らかくなります。煮込むことでお肉が持つ旨味を楽しむ部位。肉を覆っている筋が、プルプルの食感に変わるのもスネの楽しさです。
またアクが出にくいスネはとにかくスープに最適なんです!!
お肉の旨味を上品に味わえるスネスープ。
圧力鍋があれば40分でホロホロになりますよ〜。
おはようし。そういえば昨日やっとカットしたスネ肉の料理が作れました。大根とこんにゃくの炊いたん。こんな時は電気圧力鍋が超便利♪高圧20分でホロホロのお肉になりました。味も染み込んでて美味!夏は冷たい食べ物が多くなりますが、こういう煮込んだものは体にも優しいから食べたいね^^ pic.twitter.com/KLkMBjlI8K
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) July 13, 2019
『バラ』
脂とスジとうっすらと肉。大味で塩コショウやスープで食べるには向きませんが、スペアリブや濃い味付けの見込みには負けない存在感を出してくれるバラ肉。細かく切ってナスなんかと一緒に炒めても美味しいと思います。
バラ部位を味見用に大根と炒めて出汁醤油で味付けしたらコックリ美味しくて「これは良いぞ!今回はバラ煮物用にカットしよう!新しい商品になったぞ〜」意気揚々とカットしてたら以前はシチュー用として販売してたなと切り終わって気が付きました。洋風にも和風にも美味しいバラ肉です。 pic.twitter.com/4zsBeq1esI
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) July 26, 2019
『スジ・アキレス』
牛肉をカットする際に出たスジです。
肉のついたものから「けんびきスジ」と呼ばれる太いものまで様々あり、ごちゃごちゃに混ぜています。お肉のような味があるわけじゃない。でもスジしか出せない食感ってありますよね!!
ぜひトロトロになるまで煮込んで食べてくださいね!!
トロトロと言えば、牛の一番太い筋でもあるアキレス。
アキレスは牛の足の腱、牛の蹄の衝撃を和らげるために発達した筋です。まさにキングオブスジ。しっかり煮込めばコラーゲンたっぷりでいい食材になりますー!!
3、ホルモンミックス
内容量:約200g(100gあたり648円)
使用部位:大腸、小腸、ミノ、ハチノス、センマイ、ギアラ
焼肉といえばホルモンは欠かせない。むしろ肉よりホルモンが好きっていう方も多いんじゃないのかな。
ホルモンは鮮度が命。今回はと畜して6時間以内に洗浄カット真空パックに冷凍までを行う新鮮さ。35ヶ月の長期間をしっかりと飼ったホルモンの脂は、甘く、一切のくどさがありません。
ホルモンの苦手な妻も絶賛していた秋福悠のホルモン。
大好きな人もそうでない人にも一度食べていただきたいホルモンです。
4、トウガラシサイコロ
内容量:約200g(100gあたり648円)
使用部位:トウガラシ
ウデの一部であるトウガラシ。その形が唐辛子に似ていることからその名がついた香ばしく味のある筋肉です。
ステーキにするのはやや硬く、食べやすいサイコロ状にカットしました。赤身の焼肉用。ぜひ塩で食べていただきたい場所です。
サイコロステーキ用にカットしたトウガラシ(ウデ肉の一部位)を試食!放牧経産のお肉だと硬い部位なので普段はスライスする用に販売してますが、肥育で質が良かったらサイコロでも美味しく食べられますよと教えて頂きまして。たっぷりの塩胡椒で香ばしく。程よい噛みごたえでサッパリ美味しかった^^ pic.twitter.com/mM1z5KCnin
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) July 11, 2019
5、ウデ焼肉用
内容量:約200g(100gあたり864円)
使用部位:ウデ(ミスジの頭、ウワミスジ、にのうで)
ウデは牛の前脚部分の筋肉で、分割すると4つの部分に分かれます。サシのしっかり入るミスジ、赤身の塊のクリ、そしてそこにくっついている少し小さな筋肉の「ウワミスジ」と「ニノウデ」。また、ミスジにくっついている小さな筋肉「ミスジの頭」はステーキには小さく、焼肉用にカットしました。
よく動かす場所なので味の濃い赤身が特徴。
お肉の甘味でいえばミスジの頭、ウワミスジ、にのうで。赤身の味の濃さでいえばウワミスジ、にのうで、ミスジの頭の順番かなと個人的には思ってます。
軽く焼いた後、少し塩を振ってお召し上がりくださいねー。
6、ザブトン焼肉用
内容量:約200g(100gあたり1,620円)
使用部位:肩ロース(ザブトン)
赤身の味の濃い肩ロース。その中のザブトン部は肩ロースの真ん中にある座布団のような形をした部位です。見た目・味・食感共に良く、まさに焼肉用では王様。
「どんな牛でもここはサシが入る」、という場所なんです!!
両面をさっと焼いたら塩を少し振るかワサビ醤油がオススメですよ〜。
7、前バラ焼肉用
内容量:約200g(100gあたり1,080円)
使用部位:前バラ
バラといえば脂というくらいの部位ですが、前バラは赤身の筋肉からなる部位です。モモやウデに比べキメの荒い肉質ですが脂の苦手な方でもバクバクと食べられる。塩でもいいしタレにつけても合うお肉です。バーベキューなんかにいいと思う部位の一つです。
8、前バラ細切り
内容量:約200g(100gあたり648円)
使用部位:前バラ
前バラの上焼肉用で使いたかったけど、薄くて焼肉用には使えなかった。そんな場所を細切りにカットしました。これが意外と使いやすい。野菜と一緒に炒めると最高。青椒肉絲なんかもいいですよー!!
選挙の前にお肉もカットするんだな。今日は前バラ、通常ブリスケ。焼肉用とカレー用にカットしました。本を見ると「脂は付け過ぎず、取り過ぎず」と脂を適度に残すように書かれてましたが適度がわからずぐる剥きに(^_^;)バラ足部分は細切りにして炒め物用です。カリカリに炒めると美味しいんだ! pic.twitter.com/Jv72lhi80B
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) July 21, 2019
9、前バラサイコロ
内容量:約200g〜254g(100gあたり864円)
使用部位:前バラ
サシがびっしりと入る三角バラと赤身のブリスケットからなる前バラ。その全く異なる両面を一度に楽しんでもらえるように、2種類の前バラをサイコロ状にカットしました。単一なバラ肉でもこんな違いがあるんだと楽しんでいただければ嬉しいです!!
お肉カット、今までカットしてきた経産のバラ部位は筋も硬いのでぐる剥きにしてほとんどカレー用でしたが #秋福悠 のお肉は焼肉用もたくさん出来ました。柔らかいところもあってそれはミニステーキにしてみました。バラの脂は甘いね〜。くどいだけじゃない脂は美味しい! #たなちく #但馬牛 pic.twitter.com/MD0Eis8o00
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) July 22, 2019
10、三角バラ焼肉用
内容量:約200g(100gあたり1,620円)
使用部位:三角バラ
サンカクと言われるバラの中で最もサシの入る場所。そしてバラの中で最も脂の甘い場所でもあります。一般的には特上カルビとして使われる部位。ぜひタレに絡めてご飯と一緒に食べて欲しい。そんなお肉です!!
11、バラ焼肉用
内容量:約200g(100gあたり648円)
使用部位:ナカバラ、ソトバラ
カルビです。とてもきれいなサシが入る場所ですが脂がちょっとくどいかな。そう思うのは41歳という年齢なのか。。。そんな僕の主観で値段を下げてお届けします!!若い子はばくばく食べちゃうだろな〜。こちらもタレにつけてご飯と一緒に口の中に駆け込んでくださいね!!
12、かいのみ焼肉用
内容量:約200g(100gあたり1,188円)
使用部位:カイノミ
中バラについている貝の身のような筋肉。キメの荒い大味なバラ肉とは全く異なり、非常に柔らかく、しっかりとした赤身の味のする上品な部位です。脂っこいバラは苦手な方でもカイノミならばバクバクと食べてもらえると思う。塩でもタレでもなんでも合う。そんな万能選手です!
13、フランク焼肉用
内容量:約200g(100gあたり1,188円)
使用部位:フランク
カイノミに繋がっている筋肉。カイノミとハラミを合わせたような肉質で、柔らかくあっさりとした味が特徴です。バラなのにいくらでも食べられちゃう不思議なお肉。ワサビ醤油や生姜醤油が合いますよー。
14、ハラミ・サガリ
内容量:約400g~500g(100gあたり1,188円)
使用部位:ハラミ、サガリ
牛の横隔膜は2種類ある。あっさりとした肉厚のサガリと、脂の入ったコクのあるハラミ。どっちが好きかをインスタで聞くと圧倒的にハラミ、ツイッターで聞くと大差でサガリでした笑。僕はハラミ派。みんなはどちら派ですか?「どっちも!」もありです!!
カットしたお肉は食べて味を確認するべし確認するべし。夕ご飯のためとかじゃないですからね。焼いたらどの部位がどれだか一瞬わからなくなって試食の意味を失いかけたとか、そういうんじゃないですから。ハラミが美味で大満足です(о´∀`о)ハラミはやっぱりタレで食べるのが美味しいですね! pic.twitter.com/a2MTFOYJQE
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) July 20, 2019
15、メガネ・ネクタイ焼肉ブロック
内容量:約240g~360g(100gあたり864円)
使用部位:メガネ、ネクタイ
ランプにくっついている筋肉、メガネ(上)&ネクタイ(下)。メガネのレンズやネクタイに似ていることからその名がついたらしいけど、どれだけ見てもメガネに見えないですよね笑。ネクタイはちょっと分かる。
メガネはハラミに似た味と食感、ネクタイはあっさりとしながらもやや鉄分の多い味。どちらもカットして焼肉で食べるのがオススメです!
16、しんたま焼肉用
内容量:約200g(100gあたり1,080円)
使用部位:しんたま
シンタマ(芯玉)はモモの中でも肉のきめが細かく軟らかい場所。
あっさりと、でもしっかりとした味のある赤身のお肉です。
シンタマの中でも中心のシンシンはステーキに、カメノコと呼ばれる亀の甲羅のような丸い肉の塊を焼肉用にしました。
肉の味がしっかり楽しめるモモ焼肉。赤身好きにおすすめの部位です!
17、ひうち焼肉用
内容量:約200g(100gあたり1,620円)
使用部位:ひうち
赤身に定評のあるシンタマの中で、このヒウチだけは驚くほどサシも入る。焼肉屋さんではトモサンカクとして出されているお店もありますよね。赤身のおいしさとコクのある脂身を同時に味わうことが出来る部位。いろんな場所に脂は入るけど、赤身が最も美味しいモモ肉の脂って最高にバランスの良いお肉だと思うのです。真っ白に見えるけどクドさのない脂ですよ。
18、ソトモモ焼肉用
内容量:約200g(100gあたり1,188円)
使用部位:ソトモモ
モモ肉の中では一番硬いソトモモ。しかし赤身の味がモモの中で最も濃い部位でもあります。そのソトモモの中でも一番大きなこの筋肉は、サシも入りあまり硬くはない部分。今回は赤身の美味しさを楽しんで頂けるようやや薄めにカットしました。是非焼肉で楽しんでいただきたいな。
「ソトモモが一番好き」という方もおられるくらい、赤身好きには定評のあるお肉です。
19、ハバキ焼肉用
内容量:約200g(100gあたり648円)
使用部位:ハバキ(ソトモモ)
ソトモモのなかでも一番スネに近いハバキ部を焼肉用のブロックにしました。脂身は無く鉄分の強い赤身の味って感じかなー。
20、センボンスジ
内容量:約312g(100gあたり648円)
使用部位:センボンスジ(ソトモモ)
ソトモモのなかでも一番スネに近いハバキ部に包まれている筋肉。切ってみると分かりますが断面はスジだらけ。まさに「千本スジ」と言われる所以です。でもね、このスジはプチプチと噛み切れる。焼肉用で食べても良いし、カレーとして使っても合います。1頭に2本しか取れない部位ですが、1本味見で食べちゃいました笑。
21、レバーブロック
内容量:約126g~308g(100gあたり648円)
使用部位:レバー
もはや説明不要なレバー。好き嫌いがはっきりと分かれる部位ですが、僕は好きなんですよね笑。ただし新鮮なものに限ります。非常に足の早い部位なので鮮度が命。今回はと畜後7時間以内にトリミングして冷凍しました。非常に臭みが少なく甘さのあるレバー。苦手な人にも食べてもらいたいです。
22、テール
内容量:約206g~360g(100gあたり648円)
使用部位:テール
牛のしっぽ部分。硬いのでよく煮込んでスープや煮込み料理にお使いください。脂も多い部分なので、下ゆでしてザルにあげて洗うなど、下ごしらえをしてから調理をするとよりおいしく召し上がれます。
23、ツラミ
内容量:約180~250g(100gあたり648円)
使用部位:ツラミ
牛の頬肉。ホルモンに分類されますが、見た目も味わいも赤身のお肉。よく動かす部位なのでとても硬いですが、その分深い味わいもある部位。煮込み料理にしたり、塊のまま焼いで薄く切り取りながら食べるのも香ばしくて美味しいです。焼いたものにネギを挟んでレモンかけて食べても美味いですよー。
24、ハツ
内容量:約180g~256g(100gあたり648円)
使用部位:ハツ
牛の心臓部分。コリコリとした食感のあっさり赤身肉。ハツの表面にはコクのある甘い脂があり、とても美味しいです。
ブロック状になっているので、スライスして焼いてお召し上がりくださいねー。
25、ランプステーキ
内容量:約70g~160g(100gあたり1,944円)(ランプブロックは100gあたり1,620円)
使用部位:ランプ
ランプはサーロインから続く部位で、風味のあるモモの中でも特に柔らかい部分です。ほぐれるような食感と甘みのある香ばしさが特徴。まさにモモの王様。今回はほぼ全てをステーキ用にカットしました!どんな肉好きにも受け入れられる万能型のステーキだと思う。
またステーキ用にカットしづらい端の部分は「ランプブロック」として分けています。味に違いはありませんので同じように楽しんでいただければ嬉しいですー!!
26、イチボステーキ
内容量:約80g~200g(100gあたり1,944円)(赤身ステーキは100gあたり1,620円)
使用部位:イチボ
イチボはランプからソトモモに続く、お尻の外側の部位です。赤身は味の濃いソトモモに似て、柔らかさはランプに似た良いとこ取りの筋肉。僕が牛肉の中で3本の指に入るくらい大好きな部位なんです。西の横綱がリブロースなら、東の横綱はイチボだと思う。
さらにイチボの脂はここにしかないコクがあり、赤身と脂身の2つの味を同時に楽しむことができます。また、イチボは場所によって味や硬さが大きく変化する部位でもあります。
全てをステーキにしましたが、きめが粗く肉質がやや硬い部分は、「イチボ赤身ステーキ」として分けています。これがまた赤みとのバランスが良くて止まらない味。
どちらのイチボも合わせて楽しんでいただければ嬉しいです。
27、しんしんステーキ
内容量:約80g~300g(100gあたり1,188円)
使用部位:シンシン
芯玉(シンタマ)の中心部分にある太い筋肉である芯芯(シンシン)をステーキ用にカットしました。赤身が好きな人に一番食べて欲しいステーキかな。
うっすら入ったサシがバランスの良い甘さを出してくれています!!
28、ウチモモブロック
内容量:約100g~450g(100gあたり1,296円)
使用部位:内モモ
ローストビーフにも焼肉にもステーキにもすき焼きにも。なんでも行ける万能選手。赤身のお肉ですとは言えないくらいに良い感じでサシも入ってます。肉色も脂質もサシの入り具合もベストバランスだと思う。秋福悠イチオシの部位です。
29、ソトモモローストビーフ用
内容量:約200g~400g(100gあたり864円)
使用部位:マクラ(ソトモモ)
枕の形に似ている棒状の筋肉。キメも荒くやや硬いためローストビーフ用にブロックにしました。ソトモモならではの味の濃さは間違い無し。薄く切って楽しんでほしい部位です。
ちなみにオススメのローストビーフの作り方はこちらです!!
30、クリ焼肉ブロック
内容量:約180g~400g(100gあたり1,296円)(赤身ブロックは100gあたり864円)
使用部位:クリ(ウデ)
ウデは牛の前脚部分で肩甲骨付近の筋肉です。歩く際によく動かす場所なので味の濃い赤身が特徴。その中でも特に大きくて香ばしい「クリ」をブロックにカットしました。
塊状にカットしてあることでお肉の旨味を封じ込め、クリの持つ赤身の美味しさを楽しんでいただけると思います。
焼肉用にカットして焼いても良し、塊のまま焼いて中がレアなうちに削ぎ取って食べるも良しです!!!
また、クリは場所によってキメの細かい肉質や荒い肉質など差が大きく出る部位でもあります。キメの粗い場所は硬めの肉質なため、クリ赤身として少し単価を下げています。
さっと火を通して、薄めに切って召し上がってくださいね!!!
31、ミスジステーキ
内容量:約66g~170g(100gあたり1,620円)
使用部位:ミスジ(ウデ)
よく動かすウデは味の濃い赤身が特徴ですが、ミスジだけはどんな牛でもサシが細かく入る特別な部位なんです。サシの甘みと赤身の香ばしみを持った「まさにウデ肉の花形部位」!!と言いつつ、赤身がほぼ無いくらいまで今回サシが入っています笑。
赤身好きな方には少し脂が過ぎるかも。。
少し塩を振ってお召し上がりくださいね。
32、ミスジブロック
内容量:約130g~200g(100gあたり1,296円)
使用部位:ミスジ(ウデ)
サシがびっしりと入るミスジの端っこ。中心部分に比べて脂の量も少なく肉厚も薄い場所です。ステーキに切るには小さいのでそのままブロック状にしました。見た目はイマイチですが赤身と脂のバランスの良い部位だと思う。そのまま焼いてステーキのように食べても良し、薄く切って焼肉しても良いですね!!
33、肩ロースステーキ
内容量:約220g~450g(100gあたり1,836円)(赤身ステーキは100gあたり1,296円)
使用部位:かたロース
香ばしさが特徴の赤身の塊ネックと、柔らかく風味の良いリブロースの間にあるのが肩ロース。肉質の差が大きく商品化が難しい部位でもある。
しかし今とりあえず言いたいのは、肩ロースがマジで美味かったって事。今回は感動するレベルだった。ネック側とリブロース側では味も固さも全く違うけど、それぞれがそれぞれに美味い。
ただどうしてもネック側は固めの肉質のため、「肩ロース赤身ステーキ」としてリブ側との価格差をつけました。
でもどっちも食べて欲しいな。そんな部位です。
とりあえず言いたいのは肩ロースがマジで美味いって事。ネック側とリブロース側で硬さも味も全く異なる部位だけど、それぞれがそれぞれに美味い。今回カットしてきた中で一番感動した。ヤバい。マジ美味い。 #秋福悠 pic.twitter.com/4QGTgSqYxK
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) July 17, 2019
33、リブロースステーキ
内容量:約230g~560g(100gあたり2,700円)
使用部位:リブロース
リブロースは肩ロースとサーロインの間にある部位です。
肉のきめは細かく、赤身脂身ともに最高品。
すき焼きには一番適した部位になりますが、夏なのでドーンとステーキにしました。
イチボが東の横綱ならリブロースは西の横綱。
一部、間に少しスジが噛んでいます。噛み切れるスジですが気になるようでしたら、超マニアックな焼肉屋さんのように、「エンピツ、巻き、ロース芯」と、スジに沿ってステーキを分解しても面白いと思いますよー。
ロースならではの脂の美味しさを堪能して下さいね!!
リブロースいきまーす!! #秋福悠 #たなちく pic.twitter.com/P4F6wXCxwm
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) July 27, 2019
34、ヘレステーキ
内容量:約136g~290g
(ヘレステーキ上は100gあたり3,240円)
(ヘレステーキは100gあたり2,700円)
(ヘレの端っこは100gあたり1,296円)
(ヘレ耳は100gあたり864円)
使用部位:ヘレ(ヒレ)
ヘレ(ヒレ)は腰~お尻にかけての内側にある筋肉で、運動量が少ないためとても柔らかい部位です。
サーロインが肉の王様ならヘレは「肉の女王」と呼ばれる部位。
放牧していようが経産牛だろうが肉質はきめが細かく、全部位の中でダントツに柔らかい唯一無二の筋肉がヘレなのです。
色んな食べ方があるのかもしれないけど、僕はステーキのための部位だと思ってる。特に但馬牛のヘレは柔らかいだけではなく味がしっかりしているんです。
そんなヘレを堪能してもらいたくて、今回はかなり分厚くカットしました。焼くのが少し難しいですが、口いっぱいお肉を頬張ってくださいね!!表面全体をしっかり焼いて取り出し、アルミホイルで包んで余熱で火を入れると上手に焼けますよー。
また、ヘレの芯にくっついている「ヘレ耳」という部位。
ステーキにするには薄いので、ブロックのまま販売することにしました。ヘレステーキの部分よりキメは荒いですが、ヘレらしい味がしっかりとするブロックです。焼肉でもいいですし、包丁で叩いてヘレ100%のハンバーグをわさび醤油で食べるのもおいしいですよ。
*ヘレの芯は真ん中のシャトーブリアンを「ヘレ上ステーキ」、少し中心から離れた外側を「ヘレステーキ」、両端のステーキにするには薄い部位を「ヘレの端っこ」として分けています。
https://twitter.com/tanakakazuma/status/1154917637027053568?s=21
35、サーロインステーキ
内容量:ステーキ1枚(100gあたり3,240円)
サーロイン焼肉用(100gあたり1,620円)
サーロインバラ足(100gあたり1,296円)
サーロインランプ(100gあたり2,160円)
使用部位:サーロイン
サーロインといえばステーキ!!誰もがそう連想しちゃうくらいサーロインって有名な部位ですね。
サーロインはお肉の王様と言われます。
このサーロイン、ただ霜降りが入りやすいから王様なのではありません!同じサシでも脂の質が違う場所がサーロイン。
牛肉にはいろいろな美味しい部位があります。それでも1周回って2周回って、突き詰めると結局はサーロインに戻ってくると思うんですよね。美味いサーロインの牛はどの部位も美味い。
ごまかしのきかない場所がサーロインだからこそ王様なのだと僕は思う。
ラストカットは肉の王様サーロイン。やっぱ王様だ。牛肉には色んな美味しい部位がある。でも一周回って二周回ってやっぱり結局サーロインに戻って来るのだ。美味いサーロインの牛はどの部位も美味い。ごまかしがきかない場所がサーロインだな。という事で #秋福悠 のカット終了です!!押忍!押忍!! pic.twitter.com/dLgLvP06FN
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) July 27, 2019
サーロインの芯の部分はぐるむきにしてステーキに、芯に沿ってくっついている頭の部分を「サーロイン焼肉用」に、重なっているランプの部分を「サーロインランプ」に、バラ側の部分を「サーロインバラ足」として商品にしました。
こんな感じで全商品1100個っす!!
多ーーーーーーーーーー!!!笑
僕は販売する牛は全ての部位を食べています。だからこそいろんな部位を食べて、牛肉の奥深さや楽しさを知ってほしいなって思ってる。
昨夜食べましたリブロース、サーロイン、ヘレのステーキはそれぞれ味・食感の違いもありどれも美味なステーキでした。ステーキだけじゃなく煮込み用やカレー用焼肉用、同じ「お肉」なのにこうも違いがある牛肉。そして美味しい。お肉って本当に奥深くて面白い!! pic.twitter.com/WmaPsPlHSI
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) July 28, 2019
焦らなくても売り切れないので、ゆっくりお肉を選んでくださいね。
みなさんの食卓が我が家のお肉で笑顔いっぱいになりますように。