最終更新日2019.1.14 20:52
お待たせしました!2019年放牧経産牛肉「ゆきひめ6」販売開始のお知らせ
さあ、いよいよ2019年度の放牧敬産牛肉の販売をスタートします!!
第一弾はゆきひめ6です!!!
ゆきひめ6という牛
ゆきひめ6は2003年5月1日生まれ。
他の農家さんで母牛として活躍していたところをヘッドハンティングで来てもらった牛でした。
目立つところがなかったけど10年間我が家を支えてくれた母牛。
枝肉重量はなんと過去最軽量。
でも切ってみると但馬牛らしいとてもキメの細かいお肉だった。
父は第2照久土井。小柄で派手なサシも入りにくい。市場では評価されにくい牛だったけど、繁殖性と肉質に定評のあった牛がお父さん。
目立たないけど実力はある。
そんなゆきひめ6らしさをお肉から感じて頂けたら嬉しいです。
(ゆきひめ6の放牧場での様子はこちらのブログをご覧くださいね〜。)
ゆきひめ6販売詳細
販売日は1月20日(日)20:00〜
お肉の販売サイトはこちら(画像をクリックするとページに飛びます。)
※現在販売サイトは非公開になっています。販売当日に一斉公開となりますのでスケジュールに入れておいてくださいね〜!!
販売サイトの注意点
HPリニューアルに伴い、今年から放牧敬産牛肉の販売サイトが変わりました!!
以前はスマホ対応ではありませんでしたが、スマホからも買いやすくなり、従来の振込と代引きに加えてクレジットカード決済も可能になりました。
それに伴い今までと違う点があります。
①商品が一斉に表示されます
従来のHPはまず「サーロインステーキ」や「ミスジ焼肉用」など各部位の商品一覧があり(左)、そこをクリックすると色々な大きさのお肉が選べるようになっていました(右)。
しかし今回からは全ての商品がいきなり一斉に出ます。
そのため「え〜っとタンはどこだっけ?」と気になる部位をパッと探すことが難しくなってしまいました。次のページ、次のページと見ながら探していただくことになります。
②決済が終わって購入完了
これは今までのHPと同じです。気になる商品をカートにいてれも、その商品をキープしたことにはなりません。例えば一つしかないタンを3人の方がカートに入れた場合、最初に決済を完了した方が購入となります。
(今までは早く欲しいお肉をGETするために、決済を数回に分けてご注文いただき、こちらが重複した送料を差し引きまとめて発送するということも対応していました。しかし今回からはシステムの関係上、数回に分けて決済されるとその回数分の送料が加算されます。ご注意ください。)
③振込は期限を過ぎると自動キャンセルに
今回決済方法にクレジットカードが増えました。もちろん従来通り代引きや振込もご利用いただけます。ただこのストアーズというサイトは振込に期限があります(購入後メールが届きます)。期限内にお振込いただけなかった場合は自動的にキャンセルとなってしまいます。
そういった様々な面で毎年お買い上げいただいているお客様には最初は不慣れな購入となってしまうかと思います。申し訳ありません。
ただこのストアーズという販売サイトは一度登録していただくと次回からはログインのみで簡単に購入ができるようになります!外出していても簡単に購入できる。振込の手間も省くことができる。多くの方に今まで以上に楽しくお肉を選んでいただけると思っています!!よろしくお願いいたします!!!
ゆきひめ6のお肉History
そんなゆきひめ6のお肉はこんな感じです。
今日は1頭だけの脱骨。この子は今まで販売した中で1番枝肉重量が軽い子でした。厚さもない。放牧で穀物も与えていない。それでもロースの中にはサシが入ってます。飼い方どうこうではなくて血統的なものなんだと思う。但馬牛の血統はすごいなぁ。 #但馬牛 #ゆきひめ6 #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/OOEUfdcFRw
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) November 30, 2018
お肉カットの時は全然スマホは触りません。やっとトゥイート出来た〜。今日は前バラ中バラ外バラのバラ軍団をしようと思ったものの時間がなくて前バラのみ。今年バラは全てカレー用に加工します。よし、明日でバラ終わらせるぞー!! #放牧敬産牛肉 #たなちく #ゆきひめ6 pic.twitter.com/QCsyKEpE7N
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) November 30, 2018
中バラ部位をカレー用にカット🍛脂肪とスジも残して煮込んだ時にカレーの中に牛肉の旨味が入るように。お肉の加工中も「美味しく提供できるかな?」と不安にもなるけれど、良い感じにカット出来たりお肉の表情を見るとすごく嬉しくてワクワクするんだ。 #放牧敬産牛肉 #ゆきひめ6 #たなちく pic.twitter.com/8O2BRQGL6Y
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) December 1, 2018
これでいい。思った通りの肉質。平成15年5月1日生。個体識別番号1164397951。 #ゆきひめ6 #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/t9jzJwnzCP
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) December 1, 2018
バラ部位とネック部位をカットして混ぜて(ネックの方が小さいので量を加減しながら)200gになるように計量し真空パックに詰めて冷凍保存。カレー用のお肉出来上がり!我が家のお肉は大体この流れで加工しています。お肉作りって捌くだけじゃないのです👍 #放牧敬産牛肉 #ゆきひめ6 pic.twitter.com/qDqUhtSe4h
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) December 1, 2018
#ゆきひめ6 のトウガラシは血判があって商品にはせず。血判の理由は様々だが輸送から屠畜後の放血までの短い過程の中に原因はある。悶々とする中で自宅用に持って帰ったトウガラシ。美味い。試食用のバラカレー用もハラミもサガリも。最高っす。ありがとう。今日はカレーもあるよ。 #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/sIc1oP7NAV
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) December 2, 2018
ゴメン、マジ美味いわ、。。。過去最小の枝肉重量168kgだった #ゆきひめ6。220kgのてるこ3の方が誰もが美味しいと言ったけど、まさかのこの味。。。てるこ3食べるのが緊張するーー。今日はカイノミ。後日サーロインを食べるのが楽しみです。常識よりも現実だよな。。。 #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/kEopLHGEwf
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) December 4, 2018
ヘレ(ヒレ)ってあっさりとしてて柔らかいイメージがありません?【力強いのに繊細なヘレ。】語彙力無くて伝わんないけど、食べるとよく分かる。放牧と但馬牛と経産牛の良いとこだけが集まった部位なんです。 #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/enFB5CDQ8e
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) December 4, 2018
お尻のあたりの部位ラム(関東だとランイチ)。ここからは肉肌しっとりなランプとコクのあるイチボが取れます。どちらもステーキに。これはイチボ。脂も美味しい部分なのでくっつけて真空パックします。ここも味見しなきゃね!! #放牧敬産牛肉 #ゆきひめ6 #たなちく pic.twitter.com/sKp7lDSjtM
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) December 5, 2018
お肉をカットしたらどの部位も味や硬さを確認します。味見も立派なお仕事。えぇ、お仕事なのです。蛍光灯でお肉の色が鴨肉っぽくなった´д` ;これはイチボ。経産だからお肉の繊維が硬いけど、味がしっかりあって美味しい!噛み噛みしながら味わいます。 #放牧敬産牛肉 #ゆきひめ6 #たなちく pic.twitter.com/Oa0xSUkaoO
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) December 5, 2018
#放牧敬産牛肉 #ゆきひめ6 ランプ、イチボ、マル、ヒウチ、ウチヒラの実食!!うん、美味い。自信もって出せます。でもやっぱり硬いね。こればっかりは牛の年齢だからどうしようもない。購入はunder55とか、、年齢制限のあるお肉って新しいな。しないけどさ笑。美味いけど硬いんだよなーー!!うーん。 pic.twitter.com/b2o8wkYNHI
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) December 5, 2018
マルというモモ系のブロックからはカメノコ(写真奥)とヒウチ(手前)がとれます。カメノコは真っ赤な赤身、ヒウチは脂肪も入ります。同じマルの中でも肉質が異なる筋肉が過不足なく集まって1つの大きな筋肉、いえば体を支えています。すごいシステム。はぁ…筋肉って美しい。 #放牧敬産牛肉 #ゆきひめ6 pic.twitter.com/g605wcXnOz
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) December 6, 2018
【食べたいと思ったらRT】但馬牛の経産牛を放牧で仕上げると、こんなふうに肉色は濃く脂肪は黄色がかる。枝肉市場なら最低ランク。でも赤身の味は力強く脂肪にはコクが出る。NZのグラスフェットから和牛雌の長期肥育。様々な牛肉を食べた上で、どこにも無いジャンルの旨味だと思うんだ。#放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/NQ9fsNQNsn
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) December 6, 2018
今日のお肉カットは肩ロースから!ロース芯の始まりは肩ロースから入ります。理想肥育のものは筋引きして大きいブロックのままスライスしたりあとザブトンを焼肉用に。我が家は芯を外してその他を焼肉用とカレー用に。このロース芯も販売だけど…自宅に持って帰りたいな笑 #放牧敬産牛肉 #ゆきひめ6 pic.twitter.com/IZ1X5iszDM
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) December 8, 2018
肩ロースを分割していくと出てくる部位ザブトン。トリミングしていくと座布団のような四角い形になるからザブトン。肉の目も綺麗でサシも入る見栄えの良いところです。これは焼肉用にカット♪ #放牧敬産牛肉 #ゆきひめ6 #たなちく pic.twitter.com/pAyUMNb7JM
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) December 8, 2018
肩ロースからロース芯が始まり、そこからリプロース、サーロインと続きます。肩ロースのロース芯、我が家のお肉は放牧仕上げで盤も小さいのでカットせずそのまま真空パック。ブロックのまま焼いても良いしステーキ用にカットしてから焼いても良いし。はぁ、家に持って帰りたい(о´∀`о) #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/ceu2NE37F7
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) December 9, 2018
ヘレヘレヘレヘレヘレヘレーーーーーーーーーんっ。
関東だとヒレ、関西だとヘレと呼びます。小豆色な良い色合いです。肉肌しっとり柔らか。はぁ…全部自宅用にしたい。いや、販売しますので! #放牧敬産牛肉 #ゆきひめ6 #たなちく pic.twitter.com/s8HuhXTi6u— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) December 10, 2018
お肉をカットしたからには食べねばならぬ。動画下に並んでいるのはクリ。肩肉の一部位でブロック状にしてパックしてます。塊焼きを楽しんで欲しくて。そして!上の大きなぁ塊はあぁー!ヘレー!!焼いても肉は柔らかいまま、予想以上の肉汁に思わずむせました。 #放牧敬産牛肉 #ゆきひめ6 #たなちく pic.twitter.com/Peaj6y4VWF
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) December 10, 2018
ヘレ、ミスジ、クリ、ウワミスジ、ニノウデ。。。切ったら食べる。切ったら食べる。切ったら食べる。これ以上の勉強は無い。僕は誰よりも放牧の但馬牛の味を知っている。それは強みだし、生産者として当たり前のことだと思うんだよね。ありがとう。いただきます。全部美味い。 #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/WyunFa5Wpz
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) December 10, 2018
盤は小さいけれど、放牧仕上げでもサシが入っているサーロイン。穀物を与えればサシが入るわけでなく、遺伝的要因でサシが入る。但馬牛の血統の力を感じる部位です。はぁ、全部自宅用にしたい…いや、販売しますよ!カミングスーン! #放牧敬産牛肉 #但馬牛 #たなちく #ゆきひめ6 pic.twitter.com/F736T79Szt
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) December 16, 2018
#ゆきひめ6 の全部位カットが終わったよー。最後のカットはサーロイン。色が濃いね。でもこれでいい。牛にはいろんな美味しい部位がある、その上でロース系は何だかんだと最強だと思う。「こんな赤身があったのか」そう思ってもらえる肉だと思うな。お楽しみにーー!! #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/dvVM83Qwfw
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) December 16, 2018
うん、いいお肉になってくれたなって思う。
今年も我が家の牛たちが楽しい食卓を飾ってくれますように。
よろしくお願いいたします。