最終更新日2019.1.14 20:47
2019年の放牧敬産牛肉は「てるこ3」「ゆきひめ6」の2頭です!!
あっという間に2019年ですね。
さあ今年も放牧敬産牛肉の時期になりました!!
って、遅ーーーーーーーーーーーーー!!!
いつもよりひと月近く遅れてしまいました。。
準備がようやく整いましたので、改めて牛たちの紹介をさせていただきますね!!
放牧敬産牛肉2019の牛たち
今年の牛は2頭。
「ゆきひめ6」と「てるこ3」です。
ゆきひめ6
ゆきひめ6は2003年5月1日生まれ。
他の農家さんで母牛として活躍していたところをヘッドハンティングで来てもらった牛でした。
目立つところがなかったけど10年間我が家を支えてくれた母牛。
枝肉重量はなんと過去最軽量。
でも切ってみると但馬牛らしいとてもキメの細かいお肉だった。
目立たないけど実力はある。
そんなゆきひめ6らしさをお肉から感じて頂けたら嬉しいです。
これでいい。思った通りの肉質。平成15年5月1日生。個体識別番号1164397951。 #ゆきひめ6 #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/t9jzJwnzCP
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) December 1, 2018
⬇︎noteでゆきひめ6について話してますのでお時間のある方は聞いてみてくださいね!!
おはようございます。今年の放牧敬産牛肉となる「てるこ3」と「ゆきひめ6」。今日はゆきひめ6という牛についてのお話です。思い出があまりない牛。でもずっと支えてくれた牛。さあ、今日明日でゆきひめ6 の肉カット終わらせるよーー!!
NOTE |『ゆきひめ6 と言う牛』 https://t.co/biljt4RivS— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) December 12, 2018
てるこ3
てるこ3は2006年1月12日生まれ。
10年前に僕が初めて子牛市場で購入したメス子牛でした。
すごく血統の良い子牛でボタンを押す手が震えたのを今でも覚えてます。
我が家の看板牛として活躍してくれ、過去最高にボリュームがある放牧敬産牛肉となりました。
昨年販売したのてるとよの娘牛。
同じ系統でも全く別のお肉。そんな違いを感じながら食べて頂ければ嬉しいです。
#てるこ3 の脱骨を見てきました。放牧で仕上げたお肉ですがロース芯にはサシが入っています。但馬牛の血統の力だなぁと感じる瞬間。ゆきひめ6の方がもう少し細かいサシだったかな。てるこ3は福芳土井母体だったのでそういうのもあるのかも。血統ってお肉に大きな影響を与えます。 #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/V3FvmFS1od
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) December 4, 2018
⬇︎てるこ3のエピソードもノートにサウンド投稿していますので是非!!
昨日お肉になった【てるこ3】という牛について少し話しました。「牛に名前を付けるなんて情がうつるんじゃない?」ってたまに言われるけど、名前なんかで情は湧かないよ。どんな牛も関わってきた時間がある。それです。
てるこ3という牛|カズマ @tanakakazuma|noteノート https://t.co/iNbuEpxuGE— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) November 26, 2018
放牧敬産牛肉に対する思い
放牧敬産牛肉とは但馬牛の母牛を出荷前の約半年間、放牧して野草のみで仕上げるお肉のことです。
我が家のメイン放牧場は16ha。
半分は野草地。
あと半分は山林。
山の上を開拓した場所に放牧場はあります。
実はこの飼い方は業界では非常識。
特に和牛バブルと言われる今、高価な黒毛和種を放牧で仕上げるなんて日本でも僕だけだと思う。もう11年目に入る。
別に僕はアニマルウェルフェアがどうこうとか、放牧は自然な飼い方だとか、人と違うことすれば売れるなんて思ってこの牛肉を生産しているわけじゃない。
むしろ売るだけなら普通に肥育したほうが簡単です。
実際に子牛市場に出せない子牛は理想肥育して、食肉市場の基準に合う牛肉を生産するために毎日試行錯誤している。
黒毛和種、但馬牛は引く手数多だ。変化球など必要ない。
ただ、僕はこの放牧敬産牛肉が好きなんだ。
始めた当初、全国でもとても有名なお肉屋さんに言われたことがある。
「子牛の頃に放牧し肥育時期は牛舎で飼うのなら分かる。でも、屠畜直前に放牧で仕上げるなんて。。。真逆だ!!」と。
実際僕もそうだと思っていた。
お肉の味は子牛の時期の飼い方ではなく、お肉になる前の半年間が大きく影響する。
『放牧のお肉は臭みがあり水っぽく色も悪く美味しくない。』
これが食肉業界の常識だった。
でも、10年前に「しょうふく」という牛をお肉にした時、素直においしいなって思ったんです。
正直言えば、放牧っていうキーワードを全面に出し、有名にお肉屋さんにドライエイジングをお願いして、付加価値をあれもこれもつけることに必死な時期があった。
でも今は何にもしない。
そのままで美味しいことを知っているし、このお肉を楽しみに待ってくださるお客さんを知ってるから。
自分で言うのもアレだけど、面白いお肉だと思っている。NZのグラスフェットから40ヶ月を超える但馬牛雌の長期肥育と、幅広く様々な牛肉を食べ続けてきた僕だけど、贔屓目抜きで美味い。
硬いけど(笑)
但馬牛の放牧仕上げ。
どこにも無いジャンルの旨味だと、改めて思う。
今年の牛たち。twitterで#放牧敬産牛肉と検索していただくとさらに牛や放牧の雰囲気が分かります!各ツイートには動画もたくさん入っているので是非覗いてみてくださいね!!
放牧敬産牛肉2019のヒストリー
って、実際は見ない人も多いと思うので。ブログにもツイート貼り付けときますね(笑)
我が家のメイン放牧場でもある大照放牧場。
4月後半でもまだ道路には雪がある。
草も少なくまだとても放牧はできない。
これが但馬地域。
標高600mにある #大照放牧場 に来ました。面積は16haくらい。麓にかすかに小学校が見える。めちゃくちゃ気持ちいい場所っす。草がまだ短いので放牧は1ヶ月後くらいかな。。。今年はここで牛ツアーするよ。3組限定くらいでね(笑)。 #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/xbvgBkklr6
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) April 19, 2018
格之進の千葉社長が放牧敬産牛肉のことを書いてくださいました。
我が家の #放牧敬産牛肉 が東洋経済で記事になってました。10年前のスタート時は輸入飼料への不信感が動機だった。でも今は国産だとか放牧の意義だとかあんま考えてない。但馬牛の放牧ゆえの味があり、楽しみにしてくれる方がたくさんいる。そこだけです。普通の牛飼いっす。https://t.co/Jtp6qUCJQY
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) May 3, 2018
この時期が一番気持ちいい。
山の生命力がハンパない。
大照放牧場に来ました。ハンパないくらい気持ちいいーーーーーーー!!なんとか来週までには形にしたいな。。。マジ最高。みんなをここに連れて来たい。 #放牧敬産牛肉 #たなちく pic.twitter.com/mThEYw8QSd
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) July 1, 2018
毎年9月下旬から使用してた大照放牧場。5年経ってようやく草が復活してきた。2ヶ所の放牧場で頭数調整をしながら、ずっと草の回復を待っていたんだ。今年は7月中旬には牛が出せそう。ただいま整備中です。 #放牧敬産牛肉 #たなちく pic.twitter.com/XfvzmKSlLg
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) July 10, 2018
ここが我が家のメイン放牧場。香美町小代区にある大照放牧場。標高600mで冬は3m近い積雪がある。広々とした草地と言うよりは山。正確には山林8ha草地8haの放牧場です。ここに生える草のみで仕上げるのが #放牧敬産牛肉 。今年はてるこ3、ゆきひめ6、ふくこの3頭です。どんな肉になるか毎年緊張します。 pic.twitter.com/VYWF5G0Rt1
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) July 10, 2018
この場所は8年前は森だった。伐採しブルドーザーで表土を剥ぎ牧草の種を植えて失敗。500万近くかけ5年間裸地だった場所。そんな僕をあざ笑うかのようにしれっとススキが定着した。自然は思い通りにはならない。人がどう手を入れようが山は山に戻る。そんな事を教えてくれた場所。 #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/M7uAxwXDP5
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) July 10, 2018
梅雨を過ぎると草の成長が著しく、放牧場はジャングルになります。。。
今日の牧場整備は終了。って、牧場というより山っす。もはやジャングルっす。こんな所も放牧場。人はヘトヘトだけど、牛なら大丈夫です。 #放牧敬産牛肉 #たなちく pic.twitter.com/mIFk0ASs3R
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) August 3, 2018
さあ、いよいよ放牧スタート!!!
では!!出発です!!! #放牧敬産牛肉 #たなちく pic.twitter.com/SfmRUeeV8q
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) August 15, 2018
って、いきなりマジかよ笑。
マジかよ。。。 #放牧敬産牛肉 #たなちく pic.twitter.com/w6hYKIxEUc
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) August 15, 2018
歩くしかないのか。 #放牧敬産牛肉 #たなちく pic.twitter.com/kgkW8XLrKZ
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) August 15, 2018
満を持して、持してすぎて、、今年も放牧がスタートだよーーーーーーーー!!!ようやくようやくようやくようやく。ようやく牛を放せた。今からこの冬が楽しみです。やんぞーーーー!! #放牧敬産牛肉 #たなちく pic.twitter.com/Muk5pBLsyr
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) August 15, 2018
放牧翌日、ベテランの「ふくこ」が滑落により事故死した。牛舎での事故は皆無なのに放牧だと必ず何かある。もうやめようかと一瞬思った。。でもやめない。この繰り返しだ。
放牧2日目。削蹄が終わった足で山に上がると「ふくこ」が死んでいた。昨日一緒に歩いたアスファルトの上で。放牧に慣れた牛で昨日も他の牛達と落ち着いて草を食べてた。なのに。なぜこんなことになったのか分からない。状況から滑落事故と診断。分かるのは失った命は戻らないという事。 #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/whglMPgGt9
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) August 16, 2018
今回の放牧による事故について思うことをnoteに残しました。ブログだと推敲して上手くまとめちゃうから。5分間の音声一発録り。グダグダです。でもそう言うもんだと思うし、そう言うもんだと知ってもらえればと思う。 #牛ネタ #放牧敬産牛肉https://t.co/Xt2IRwjgGj
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) August 16, 2018
放牧は牛にとって楽園ではありません。
適応できる牛、ストレスで耐えられない牛、但馬牛はめちゃくちゃ難しい。
毎年毎年実感している。
大照放牧なう。絶対に大丈夫だと思っているけど、牛を見つけるまではやっぱり怖い。特に昨日見つけられなかったから。上がる道中はドキドキが止まらなかった。ふー、良かった。牛達は元気です。 #放牧敬産牛肉 #てるこ3 #ゆきひめ6 pic.twitter.com/srub3q4Cvr
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) August 19, 2018
それでもね、放牧に適応できた牛は美しいんです。
それを知って欲しくて「たなちく牛部」の募集を開始しました。
この距離感。知らない牛なら絶対させないけどね。 #たなちく牛部 もこんな感じ。牛の怖さを伝えた上で、子供らは自分たちで考えて動く。お客さんとはちょっと違う立ち位置で、厳しくもゆるゆるっとやる予定です。なんだか子供がたくさん来そうな現在の状況。また詳細ブログ書きますね。 #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/xbHDWoblmh
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) August 19, 2018
さあ今日明日は #たなちく牛部 です!部長自ら電車組を最寄駅まで送迎に来ました。だって家から車で45分。歩いて行ける距離じゃない。ちなみに東京からは7時間です。そんな場所にお金と時間かけて来るんだからね。みんな相当の牛好き、なの、かな?笑。牛好きも牛嫌いも楽しい2日間にしようね!押忍! pic.twitter.com/QbzQwaObeg
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) October 13, 2018
お仕事頑張りました♫
本日の作業無事終了ーーーーー!!!
牛さんのご飯になる芝を植えました
めっちゃカチカチの地面
耕すの大変
って、わ、わたし
な、眺めてだけです
す、すいません!!!
でも本当にいいところ
癒されます♡
牛さんがいいお顔してるんだ♫#たなちく牛部 pic.twitter.com/mGTpn88i8a— ゆうすい@セレクトショップ (@yuusuimiho) October 13, 2018
改めまして #たなちく牛部 に参加してます丹羽です。
初日の今日は田中畜産さんの放牧場に連れて行ってもらいました。山を登った上に広がる平地。こんな気持ちイイところで放牧される牛達は幸せだろうなと思った。
もちろん危険はあると思うよ!でもここにいる心地よさはそれを超えるものだとおもう。 pic.twitter.com/Yzn96EwvPr— 丹羽綾🌈整える人 (@niwa_aya) October 13, 2018
おはようございます
まだ暗い朝
昨日を想う
なんていうか
もう
ただただ
ただ眺めていたい
見ていると心になにかが
すっ〜と落ちてゆく
そんな景色
涙が出そうでした
今日もよろしくお願いします#たなちく牛部 #母息子二人旅 pic.twitter.com/QLHlePKn44— ゆうすい@セレクトショップ (@yuusuimiho) October 13, 2018
こう見ると #ハルフミ は軟弱だなー
街から来たモヤシな子って感じ。田中さんちの子ども達に鍛えてもらってます。#放牧場に登る山道はスパルタンレースを思い出しました#たなちく牛部 pic.twitter.com/MvARVvY1Ax— 丹羽綾🌈整える人 (@niwa_aya) October 13, 2018
この冬に食べる牛たちの世話を皆んなでする部活動 #たなちく牛部 。実はこれ10年前から毎年開催していた牛牛ツアーとほぼ同内容でした。一度やめた牛牛ツアーを何故牛部として新たにスタートさせたのか。そんな話を徒然とnoteのサウンドで。
『牛牛ツアーからたなちく牛部へ』 https://t.co/h8x9fZk6vG— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) October 14, 2018
たくさん感じたことがあったから・・・ブログ書きました。【 #たなちく牛部 に行ってきました!】読んでみてね^^
https://t.co/M2yYZyIlQH— 丹羽綾🌈整える人 (@niwa_aya) October 15, 2018
牛たちは放牧にしっかり馴染んでくれました。
広がる草地に青空。そこに、牛。
最高だな。最高の画だな〜。#但馬牛 #放牧敬産牛肉 #たなちく pic.twitter.com/idmXZcx8YK— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) August 22, 2018
気持ち良さそうなので牛になってみたら、意外と受け入れてくれました。 #ムツゴロウさんではない #牛ネタ #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/tZvWnOE4Dg
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) August 23, 2018
今日の #ゆきひめ6 。微妙な距離を詰めながら少しずつ少しずつ近づいて行く。グイグイ行くと逃げちゃうからね。まだそんな距離感です。って、もう10年以上付き合ってんのにーーーーー!!(笑) 少しススキの穂も見えて夏の終わりを感じました。秋になるね。 #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/UoccQ5xcfi
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) August 27, 2018
今日もいつも通り、牛たちは元気でした。 #放牧敬産牛肉 #ゆきひめ6 #てるこ3 pic.twitter.com/PuCcVog8MI
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) September 13, 2018
来いよーー!!来い来い来い来い、来いよーーーー!!!僕、普段は喋りませんが、牛を呼ぶ時だけは腹式呼吸です。
#牛ネタ #放牧敬産牛肉 #たなちく pic.twitter.com/FxCOIa2UB2— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) September 13, 2018
日経でも取り上げていただいた。
日経STYLEで #放牧敬産牛肉 を取り上げて頂きました。和牛の赤身も色々。脂が少ないから赤身ではなく、和牛でも品種や飼い方で赤身の味は別物。その上で黒毛和種はマジ凄い。そんな違いが分かるとお肉はもっと面白くなる。【和牛、赤身ブームで新境地 経産牛も放牧で味濃く】 https://t.co/2BaTXUO9hC
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) September 21, 2018
そんな中で鹿が電気柵を破って牛が逃げる事件が発生。逃げてる自覚が全くない2頭の牛たち。。。(笑)
草が少なくなって脱走してました。。。そろそろ屠畜時期が見えてきた。この仕事に迷いも悔いもない。ただ少し牛を見ると寂しくなる瞬間はある。一方で楽しみもたくさんある。屠畜まであと1ヶ月かな。今年の肉も自信あります。楽しみに待っててくださいね。 #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/HEUEDGhSQ7
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) October 20, 2018
鹿が放牧場の電気柵の線を切りまくり、脱走してた我が家の牛たち。毎年この時期はこんな感じで、大体放牧場を共同で借りてる先輩農家さんの敷地に入ります。Iさん毎年本当にすみません_| ̄|○まずは電気柵を直してそれから牛戻します!! #放牧敬産牛肉 #たなちく pic.twitter.com/ZkkR0bBQ6x
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) October 21, 2018
いや、もう、明らかに、逃げてる自覚とかないよね。。。 #牛ネタ #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/b0SI55WEXp
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) October 21, 2018
ススキに穂が出てくると、そろそろ下山の時期になります。
そろそろ屠畜だね。もう10年以上繰り返してるのに慣れない。むしろ昔の方が割り切っていた気がする。食卓に届ける喜びもたくさん頂いてきた一方で、牛からもらったものも僕の中で積み重なってるのかもしれない。屠畜は月末かな。今年も喜んでもらえるよう頑張ろう。 #放牧敬産牛肉 #てるこ3 #ゆきひめ6 pic.twitter.com/Bv32Z9oRRK
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) November 5, 2018
放牧場の草もだいぶなくなりました。木の葉も枯れて落ちてます。もう少しで冬がやってくる。この子達は今月末26日に屠畜します。何回も経験した事だけど毎回緊張します。今も緊張している。ちゃんと届けられますように。 #田中畜産 #たなちく #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/O3Jk0tvGqr
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) November 12, 2018
屠畜するまであと11日。もう11日。きっとあっという間にその日が来ちゃうんだろうな。#田中畜産 #たなちく #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/0SjQItFzQG
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) November 15, 2018
さあいよいよ今年の #放牧敬産牛肉 の時期がやってきました。但馬は冬に雪が1〜2m積もるため精肉は冬オンリー。今年は #てるこ3 (左)と #ゆきひめ6 (右)の2頭です。屠畜は11月26日。販売は12月20日くらいかなー。妻次第っす(笑)お肉バイトも募集したいな。今年も楽しみにしててくださいね。 pic.twitter.com/VoMpD308ls
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) November 16, 2018
牛さんがどこにいるかわかるかな?正解は動画中央のあたりでした。私達に気が付いて駆け寄ってくる。 #放牧敬産牛肉 #田中畜産 #たなちく pic.twitter.com/j9LVF3TiVe
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) November 20, 2018
屠畜まであと6日。1週間を切りました。放牧場のある香美町小代区、週末には雪が降る予報だそうで。早めに牛舎に連れて帰ろうと思います。良い緊張感です。私達は牛として肉として、迎え入れる準備をば。 #放牧敬産牛肉 #田中畜産 #たなちく pic.twitter.com/P1FD449M15
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) November 20, 2018
来週の月曜に屠畜する2頭。呼ぶと走ってくる #てるこ3 と #ゆきひめ6 。良い子でしょ。遅れてきたゆきひめ6は何処かでぶつけたのか、右肩を痛めてる。。。週末は雪予報と言うこともあり金曜日には下山させようと思います。放牧もあと3日。寒くなってきたけど頑張ってね。 #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/JenXu4cm9b
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) November 20, 2018
呼んだら走ってくるてるこ3とゆきひめ6。
自分で決めたことだから後悔なんてないけれど、この時期はさすがに思うとこが大きい。
今日撮ったこの写真がめちゃくちゃ好き。関係性だな。ちなみに僕のとこには来ないです。。。 #放牧敬産牛肉 #てるこ3 #ゆきひめ6 pic.twitter.com/dTa6NvT6fE
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) November 20, 2018
屠畜まであと5日。すっかりお婆さんになったけど、まだまだ顔はしっかりしてるね。この年齢での放牧は少し過酷だったかもしれない。明後日には牛舎に帰ろう。よく頑張ってくれたな。本当に良い顔だ。 #ゆきひめ6 #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/QmkXvWlGmT
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) November 20, 2018
いよいよ下山です。
本当によく頑張ってくれた。
放牧だけじゃなくね。
繁殖牛として十数年間ありがとう。
今日は山の上は雪になるかもとの事だったので、放牧場にいる牛達を下山させました。降り出してた雨もみぞれ?雪?のような塊になってきててギリギリだったー。2頭ともよく慣れてる子達なのですぐに捕まえられてホッ。 #放牧敬産牛肉 #てるこ3 #ゆきひめ6 #たなちく pic.twitter.com/NP20SJvUuq
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) November 23, 2018
3日後屠畜の #てるこ3 と #ゆきひめ6 の下山。クラクションを鳴らすと全力で走ってくる。「屠畜されることが分かってる」なんて言う人いるけど、残酷な見方だなと思う。草も枯れ気温も下がる中でよく頑張った。途中から雪も降ってきた放牧場。残り2日、牛舎でお腹いっぱい草食べよう!! #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/uOA6F8ZP4p
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) November 23, 2018
屠畜まであと2日。
牛舎に帰ってきた #ゆきひめ6 と #てるこ3。ちょうど発情期で乗り合いしてます。。ま、まあ健康な証だから良いけどね。ゆきひめ6は耳標が放牧場で取れて片耳。両方取れると屠畜は出来ません。バタバタして耳標落とさないようにね。再発行は1ヵ月くらい。あと2日。頼むね。 #牛ネタ #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/DEPsqCIEvt
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) November 24, 2018
お肉になってからカット梱包HPを仕上げて発送まで、一年で最も忙しい時期に入る。もちろん牛飼いあり削蹄あり家庭の事もある。年末はいろんな行事も重なる。出来てないことに目が行きがちだけど、今日だけはこの牛達を見る時間にしたいな。あと半日。よろしくね。 #放牧敬産牛肉 #てるこ3 #ゆきひめ6 pic.twitter.com/BXqinthRXa
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) November 25, 2018
おはよう!!さあ、出荷です!!!#ゆきひめ6 #てるこ3 #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/eChvvcJrkM
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) November 25, 2018
さあ、いよいよ出荷です。
牛たちを家畜車に乗せました。では出荷、行ってきます!!#放牧敬産牛肉 #てるこ3 #ゆきひめ6 #たなちく pic.twitter.com/fXnAokXzd3
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) November 25, 2018
さあ、行くよ。 #てるこ3 #ゆきひめ6 #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/JdUcLAhL8Z
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) November 26, 2018
ここからは肉屋として2頭に関わることになります。
衛生的に改築され新しい人も入った屠場。以前の(良い意味で)ピリッと張り詰めた空気がぼんやりとしか感じられなかったなぁ。あの場にはピリッとした空気がよく似合うしそれが好きです。2頭の牛は無事にお肉になりました。ありがとう。一旦家に帰ってすぐまたホルモン取りに行きます!! pic.twitter.com/tGhMSmIAXg
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) November 26, 2018
先日改築されたばかりの但馬食肉センター。エアナイフを使う通常レーンはまだ本稼働出来ず。今ままでどおりのナイフ捌きの部屋での屠畜です。ここだけは僕の手を離れる。だからこそ僕はこの空間に敬意を持ち続けている。牛、肉、生産者、屠夫、肉屋。全てに敬意のない者はここにいては駄目だ。 pic.twitter.com/ifBRWubtum
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) November 26, 2018
牛肉は枝肉で1週間ほど熟成させてから脱骨してブロック肉に。お肉カットはもう少し先です。一方ホルモンは鮮度が命!!ミノ、ハチノス、センマイ、ギアラ、ウルテ、コリコリ、タン、ツラミ、テール、アキレス、大腸、小腸、ハツ、レバー、、、多ーーー!!さあ、今日が勝負どきやで!! #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/KDrlb4Mj3q
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) November 26, 2018
今日は1頭だけの脱骨。この子は今まで販売した中で1番枝肉重量が軽い子でした。厚さもない。放牧で穀物も与えていない。それでもロースの中にはサシが入ってます。飼い方どうこうではなくて血統的なものなんだと思う。但馬牛の血統はすごいなぁ。 #但馬牛 #ゆきひめ6 #放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/OOEUfdcFRw
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) November 30, 2018
【食べたいと思ったらRT】但馬牛の経産牛を放牧で仕上げると、こんなふうに肉色は濃く脂肪は黄色がかる。枝肉市場なら最低ランク。でも赤身の味は力強く脂肪にはコクが出る。NZのグラスフェットから和牛雌の長期肥育。様々な牛肉を食べた上で、どこにも無いジャンルの旨味だと思うんだ。#放牧敬産牛肉 pic.twitter.com/NQ9fsNQNsn
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) December 6, 2018
ふーーーー。
改めてちゃんと届けたいって、振り返って思うね。
お肉販売第一弾は「ゆきひめ6」
お肉の販売の第一弾はゆきひめ6。
販売時期は1月20日。
こちらのストアーズからスタートします!!
詳しいことは近日中にブログにしますね!!!
2月上旬にはてるこ3。
また今年は精肉だけじゃなく、いろんな形でこの2頭をお届けしようと持ってます。
楽しみに待っていてくださると嬉しいな。