田中一馬ブログ

但馬・淡路家畜市場10月子牛市と現場後代検定牛

但馬牛の10月子牛市が但馬・淡路の両家畜市場で開催されました。

では市況です。

但馬家畜市場10月子牛市

雌 147頭 最高1,672,000円 最低445,500円 平均835,595円 前年同期比133,589円安。 先月比68,023円高

去勢 167頭 最高931,700円 最低542,300円 平均779,498円 前年同期比140,599円安。 先月比80,691円高

総平均805,760

淡路家畜市場10月子牛市

雌 147頭 最高1,346,400円 最低276,100円 平均778,448円 前年同期比77,450円安。 先月比109,747円高

去勢 184頭 最高1,100,000円 最低518,100円 平均803,837円 前年同期比65,216円安。 先月比112,130円高

総平均792,562

 

但馬・淡路市場共に総平均が80万円。想像以上の高騰でした。

ここ半月で枝肉相場がやや上昇していること。両市場共に上場頭数が少ないことからも子牛価格が上がるだろうとは予想していました。でもここまでとは思ってなかった。

特に但馬市場は最低価格も高く、なんでもかんでも高いという印象を受けた。

コロナの影響でインバウンドは全くあてにならない。未だ採算割れする牛も多い。だけど牛肉が少しずつ動いて来たことや中国輸出の見込みなどから、2年後を見越して牛の取り合いになり、結果的に子牛価格がここまで上がった。そんな市場だったのかなと思ってます。

現場後代検定牛

今回の但馬市場では現場後代検定牛「忠清土井」「茂貴波」の臨時市場も開催されました。

これからの但馬牛を支える牛たちが検定牛。僕は毎年ここで牛を見て、これからの但馬牛を考えてます。去年は「山長土井」と「悠哲土井」だった。我が家では去年今年ともに山長土井をたくさん種付けしている。

まだ成績も出てないこれからの牛だから半分は博打かも知れない。でも美方郡という狭い地域で閉鎖育種をしている以上は新しい牛を使いながら、自分たちで牛を作っていくって気持ちも必要だと思ってるんだよね。(↓去年のブログ)

現場後代検定牛と10月子牛市場

今年は茂貴波が良いなと思った。もしかしたらこれからの但馬牛の改良に必要な牛になるかもしれないな。

茂貴波の産子

今回の但馬家畜市場の一般競りと検定牛の臨時市場については動画にしましたのでこちらも是非ご覧下さいね。

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書いている人

しゃべらないけど発信はマメ 田中一馬(カズマ)

1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。
小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。
2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。
2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。
好きなものはカメラ、カレー、コーヒー、純米酒。

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