最終更新日2019.1.8 16:20
万場放牧場で草刈りをする、牛と○○達。
こんにちは。
但馬牛繁殖農家のお肉屋さん、田中畜産の田中一馬です。
昨日、万場放牧場の電気柵の撤収をしてきました。
よい天気の #但馬 からこんにちは!春からお母さん牛を放していたスキー場の電気柵を外しに来ました。これから地元の方が綺麗に草刈りをし、冬のスキーシーズンに備えます。去年は雪が全然降らずで大変だったそう。今年はスキー楽しめたら良いな! pic.twitter.com/VpPyOB84ay
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) October 15, 2016
そう、ここはスキー場。
これから残った草を地域の方が刈り取って、冬のゲレンデの準備をします。
万場放牧場
万場放牧場は兵庫県の北部、但馬地域にあります。
関西の人にはおなじみの神鍋高原にあるスキー場。
兵庫県と雪ってピンとこない人も多いかと思いますが、実は但馬は豪雪地帯。
なんとスキー場は10か所以上あります!!
(閉鎖としたところも含めると20以上ある。。。。)
スキー場は草が豊富で面積も広く、放牧場に最適な環境です。
しかし、様々な事情で放牧出来ないケースが多いのが現実。
僕も神鍋での放牧に向けて10年以上動いてきました。
でもね、この万場高原は僕の力ではありません。
たくさんの人のつながりでようやく実現できた放牧場です。
だから僕にとってはとてもとても大切な場所。
(ブログ→『放牧を通して循環を作るということを考えた』)
万場放牧場に来られたことのない方のために、今日は写真でこの放牧場の素晴らしさをお伝えできればと思います。
いい所でしょ!!!
最高のロケーションと環境です!!!!!
草刈り要員としての牛たち
この万場で放牧されている牛たち、実は大切な役目があります。
それは、ゲレンデの草刈り要員。
放牧をするまではスキー場の準備のため、村の方が8:00〜16:00まで1ヶ月近く毎週草刈りをしていたそうです。
しかし、放牧後は牛たちが草を食べる効果で午前中だけの3日ほどで作業が済むようになったとの事でした。
たった15頭程の放牧でも、地域の方にとっていい効果を生んでいる。
牛のいなくなったゲレンデを見て、「牛ってすごいな。。。」と思いました。
そして、来年も牛に頑張ってもらわなきゃねと山を下りました。
ゲレンデを下りる時、ふっと横を見ると鹿がいました。。。。
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シカ多ーーーーーー!!!!
奈良かよっ!!!!!!
牛以上に草食ってるよ!!!!
来年は負けねえと思った瞬間でした。
今年は万場にもスキーをしに行こうと思います!!