田中一馬ブログ

令和元年度の放牧がスタートしましたー!!

令和元年度の放牧がスタートしました。

昨年は放牧2日目に1頭のベテラン牛が滑落死。

正直放牧に出すより牛舎の方が安心する。
それでもやっぱり僕はこの景色が好きだなって思う。

放牧は適応できた牛にとっては楽園だ。
この「適応」っていうのが厄介なんだけどね。。

緊張しながらの放牧初日。
どの牛も落ち着いてのスタートでした。

2日目も問題なし。

3日目も順調順調。

とりあえずホッとした。

引き続き順次妊娠牛を出していきます。
みんな冬まで頑張ってね!!

今年の放牧敬産牛肉は「はるか」「ふるさとの1」

今年の放牧敬産牛肉は2頭です。

『はるか』

平成17年3月24日生まれ
父:菊俊土井 祖父:照長土井
個体識別番号12083-1858-4

『ふるさとの1』

平成26年10月2日生まれ
父:丸富土井 祖父:福芳土井
個体識別番号13722-4372-9

それぞれの牛の紹介は追い追いしていこうと思う。

本当はもう少し肉として届けられるように頭数を出したかったんだけどね。
少なくてごめんなさい。
この5年で牛を増やしていこうと思っているので、今年は2頭が限界です。

見ての通り全く違うタイプの2頭。
お肉もそれぞれの特徴が、食べてわかるくらい出ると思ってます。

牛たちの様子はSNSで随時発信していきます。

年末の販売を楽しみにしていてくださいね!!

違和感に忠実に

余談だけどちょうどこの日にテレビの前取材があった。
但馬牛の放牧牛肉やSNSを使った発信など、僕は目につくことをやっているイメージがあるかもだけど、別に目立ちたいわけじゃない。
そして変わったことがやりたいわけでもない。

自分がやりたいことを形にして喜んでもらってそのお金で普通に生活ができる。
そんな当たり前のことをやっていきたいだけなんだよね。
変わってるかどうかなんてことは他人が勝手に言うことだ。
もちろん賛同も同じ、他人が勝手に言うことだ。

大切なのは自分のしていることに自分が違和感がないかってことだと思う。

その上でいろんな評価の中で勝負すればいい。

なんかね、放牧場で牛の話しながら間違えてないなって思った。

違和感と葛藤と納得の積み重ねが生きてるって感じがするんだよなー。

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書いている人

しゃべらないけど発信はマメ 田中一馬

1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。
小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。
2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として様々な農家の蹄をサポートをしている。
2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛を中心に長期肥育や経産肥育、放牧牛肉の生産などをスタート。
好きなものは牛肉、漫画、純米酒、ウイスキー。ここ1年はサウナにドハマり中。

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