田中一馬ブログ

「いいね」を購入につなげる短パン社長の稼ぎ方

もう買った?

タップするとAmazonに飛びます

僕のtwitterのフォロワーは15,000人。一馬ならぬバズマと呼ばれ、「いいね」1万を超えるバズリは数十回。
ブログ、Facebook、Instagram、YouTube、TikTokなどなど、各SNSで365日発信し続け、全国どこに行っても(同業者から笑)声をかけていただく僕ですが、その中身は地方にいる普通の牛飼いだ。

そんな僕はSNSを通して牛1頭のお肉を数時間で完売するお肉屋さんでもある。

秋福悠のお肉完売しました!!即完売なんて一度だって思ったことはない。

どうだ俺ってすごいだろ。ってことじゃないからね。

繁殖農家の僕が肉販売を始めたのは2008年。
繁殖農家ってのは子牛を市場で販売するのが仕事で、肉の世界にいる肥育農家とは立ち位置が大きく異なる。
おまけに当時はSNSもスマホもなくて、お肉の完売までに半年以上もかかっていた。
完売というか売れないから半年かけて自分で食べてたんだ。

そんな中で何やっても売れないから。売りたいという思いを一旦置いて今買ってくれてるお客さんがもっと喜んでもらうためにできることをとことんやろう。そんな方向にシフトしていった。

10人もいない応援してくれるお客さんの中には「みもっちゃん」って友達がいて、みもっちゃんの家族にどうやったら喜んでもらえるかなって、そこだけを考えることで肉販売を続けることができていたのだ。自分たちで全ての部位をカットし出したのもその一つ。

それが気づけば焼肉、切り落とし、ミンチの3種類しかなかった商品が80種類上に変化していた。お客さんも少しずつだけど増えてきてくれるようになった。
そんな時分にSNSとスマホが普及してきたのだ。

「この波に乗らなきゃいけない。」

そう思って言うた矢先、地元でSNSマーケティングで圧倒的な実績を出していたマーケティングの師である藤村正宏先生と出会い、その流れでSNSでバンバン洋服を売っていた短パン社長とも出会ったんだよね。

そこから僕は短パン社長の発信を見ながらとにかく服を買った。買いながらその品質とコミュニケーションに感動し、追いかけて真似してその奥にある思考まで追いかけた。

当時の僕はtwitterのフォロワー数百人。いいねなんて一桁。
それが気づけば数時間で牛1頭が完売するようになっていたんだよね。

牛だけじゃない。
今やTシャツやパーカーまで飛ぶように売れる。

https://twitter.com/kaeru1992/status/1186207193030283264?s=20

https://twitter.com/FUBIC_SHOTA/status/1186480054844264449?s=20

https://twitter.com/gamakouan/status/1148892781340815360?s=20

SNSで物を売るって、「買わせる」テクニックではない。むしろ逆。リアルなお客さんとの関係性の延長に、ただSNSってツールがあるということ。

僕が「みもっちゃんの家族」に喜んでもらいたくて重ねてきたことの延長に、自分という人間が選んでもらえる場があると知ったのと同じことなんだよね。

 

そんな事を改めて教えてくれたのが短パン社長こと奥ノ谷圭佑さんでした。
その短パン社長がついに出版!!
 
 
「SNSやってても売れないんだよ。。」って人はもちろん。「SNS?何それ笑。身内でワイワイしてる遊びだろ笑笑」って人にこそ読んでもらいたいな。
 
僕も少し掲載していただいてます。
 

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書いている人

しゃべらないけど発信はマメ 田中一馬

1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。
小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。
2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として様々な農家の蹄をサポートをしている。
2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛を中心に長期肥育や経産肥育、放牧牛肉の生産などをスタート。
好きなものは牛肉、漫画、純米酒、ウイスキー。ここ1年はサウナにドハマり中。

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