最終更新日2019.1.8 11:39
全4回のエクスマ塾に参加して感じたこと
こんばんは!
兵庫県で但馬牛の繁殖農家をしております、田中畜産のあつみです。
先日、エクスマ塾大阪77期の全行程を終えました!
みんな真剣に先生のお話を聞いている最中。
会場は大阪堺市にあるアロハスさん。
ハワイアンな店内でゆったりとソファでくつろげます。キューバサンドが美味です♩
エクスマとは、
「エクスペリエンス・マーケティング」
の略称で、藤村正宏先生が提唱するマーケティングの手法です。
お客様は物そのものが欲しいのではなく、それを手に入れることで得られる体験や感情が欲しいんですよ。
という考え方です。
昨年の10月に、地元で藤村先生を招いたセミナーに参加して、そこで初めてお話をお聞きしたのですが、その時にとても衝撃を受けて、
「もっと詳しく勉強してみたい」
と、すぐ塾(より専門的なお話を聞いたり実践ができる)へ申し込んだのです。
あの時の衝撃はなんだったのか。
なんでエクスマに魅力を感じたのか。
全4回、約2か月間の塾に参加して感じたことを書こうと思います。
人は人とのつながりの中で生きている
藤村先生が、セミナーや塾の時によく仰る言葉。
「つながりの経済」
例えば、我が家が販売している牛肉。
但馬牛を放牧した赤身肉というスペックでも販売できますが、それで購入してくださる方だけではありません。
実際にお客様とやりとりして、交流していく中で、
「我が家からお肉、買いたいです。」
と仰ってくださるお客様もいることに気がつきました。
例えば、我が家が牛肉を購入する場合。
お世話になっている牛飼いの先輩や、尊敬するお肉屋さんから牛肉を購入します。
なんでかといったら、どのような志を持って牛飼いに取り組まれているのか。
お肉に真剣に向き合っているのかがわかるからです。
もちろん良いお肉だというのもあるのですが、それだけが購入の動機になっているわけではありません。
どちらも、
商品の良し悪し(もちろん良いのだけど)だけでなく、相手のことがよりわかるから、「ここから買いたいな」って思ったんです。
これも、立派な購入動機ですよね。
その人の「個」を知れば知るほど、その人を身近に感じます。
それって、とても大切な要素だよね、と思うんです。
人は、人とのつながりの中で生きています。
自分を出し、相手に興味を持ち、人とのつながりを目いっぱい楽しむ。
その楽しさを自分の仕事や人生に落とし込み、周りの人を仕合わせにしよう。
そんなことをお話しされているように感じました。
圧倒的に幸せになってくださいよ
それと、先生が塾の初日に仰っていた言葉が、私の中にずーーーっと残っています。
「圧倒的になってくださいよ」
この「圧倒的」という言葉。
もちろん、儲けるという意味でもあります。
だって、お金がなくては家族や大切な人を守れませんから。
それはもちろんです。
ただ、それだけではなくてその先。
「人としての在り方」
を問われている言葉のように思ったんです。
仕事って、人生の多くの時間を費やします。
そんな多くの時間を費やす仕事は、「仕事」という括りでなく、その人自身を表すものになるんじゃないのかなって。
仕事への向き合い方、同僚や先輩、上司、仲間への向き合い方、そして家族への向き合い方。
そういうのも全部にじみ出てしまうんじゃないかな。
だから、先生が仰っていたあの言葉には
圧倒的にあなたの仕事や人生が輝き、周りの誰かの役に立てますように
という優しい願いが込められてる言葉だったんじゃないかなぁって。
先生が、塾最終日に贈ってくださった言葉。
一緒にエクスマを勉強している主人が、すごく納得できる言葉で話していました。
「エクスマは、物を売るためのマーケティングではなく、人としての在り方をマーケティングに落とし込んだものなんだと思っている。」
もしかしたら、先生的にはそう考えていないのかもしれませんが、私はこの言葉がすっと入ってきました。
だから私は、エクスマに魅力を感じたんだなと思います。
憧れの先生とのツーショット(^^)
あっという間の2か月間のエクスマ塾。
笑いあり、涙ありの素晴らしい時間をいただけました。
先生をはじめ、サポート講師の皆様、そして同期のみんな!!!
みんなの存在があったからこそ、こんなに楽しかったんだ!
本当にありがとうございました!!!!
これからがスタートです。
私は私の場所でまた頑張ります!!!