田中一馬ブログ

削蹄鎌

削蹄に使う鎌が届きました。

鎌の使い方や砥ぎ方と言った技術は基本ですが、道具も大事な要素です。

道具の使い方は人それぞれ癖があります。

なので、鎌は自分が使いやすいように特注しています。

この削蹄鎌、一般的には片刃が主流なのですが僕は両刃を使っています。

削蹄の競技会など「魅せる蹄」では片刃の方がむいているとおもいます。

でも、現場では両刃の方が使いやすいです。

メンテナンスも簡単ですしね。

僕の使う鎌は両刃でも刃長10cmの大鎌です。

大鎌は硬い蹄にはむいていませんが、使い慣れると負面(蹄の地面に設置する面)が少ない回数で作れるので重宝しています。

新品はこんな感じ。

使い込んだ鎌はこんな感じです。

どちらが良いという訳ではなく、用途によって使い分けています。

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書いている人

しゃべらないけど発信はマメ 田中一馬

1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。
小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。
2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として様々な農家の蹄をサポートをしている。
2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛を中心に長期肥育や経産肥育、放牧牛肉の生産などをスタート。
好きなものは牛肉、漫画、純米酒、ウイスキー。ここ1年はサウナにドハマり中。

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