最終更新日2021.1.24 23:39
消費者は肉の味を分かってない?
僕の大好きな焼肉たつみさんが今晩インスタライブするって話を聞き、風呂に入りながら見てた。
肉にこだわる焼肉屋店主と肉のことはあまり知らない店主の友人がホルモンを食べながらざっくばらんに会話する。まるでたつみで焼肉食べてる気持ちになるライブだった。
但馬牛を飼いながら肉に関わるとマニアックでとんがった視点を持ってしまう。僕自身もそうだ。プロだから当たり前かも知れない。
でもさ、焼肉やホルモンってそんな堅苦しいもんじゃ無いよなって思ったのだ。美味しくて楽しくて自然と笑って盛り上がっちゃう。それが焼肉の力だろって。
和牛のミノと輸入の上ミノを食べてさ「コレ全然違うやん!アメリカと日本のガムくらいちがうわ!!」とか笑。マジで感想がストレートで最高だったな。
肉に関する知識は美味しい肉にたどり着く近道だ。でも美味しく食べることとイコールでは無いんだよね。頭でっかちは肉の美味しさを阻害する。
ただシンプルに酒を飲んで肉とホルモンと場な空気を楽しむ。そんな当たり前な幸せな時間の一端を僕らは提供してんだよな。
「今の消費者は肉の味を分かってない」
そんな事を生産者は絶対に言うべきじゃない。楽しんでる時間が正解なのだ。輸入だろうと但馬牛だろうとね。
そのためにこだりたい。つーか、そこにこだわりたいな。