田中一馬ブログ

牛を見るのに男も女も無いよ

「女性ならではのきめ細やかな」って言葉が好きではない。

牛を見るのに男も女も無い。女性ならではのきめ細やかな視点も男性だからウンヌンも。その全てが性別を主軸にしただけの後付けなんだよね。

誤解を承知で言えば「可愛い、可愛い」って言ってる人より「お金、お金」って言ってる人の方が牛が良かったりする。

どっちが良いとか悪いではなくて、シンプルに牛に向き合う意識の高さの違いだけ。思いの強さは学ぶ姿勢に現れる。行動に移す原動力にもなる。そしてその積み重ねが技術になるのだ。技術を持つことで更に牛を知ることもできる。

意識の高さに性別差なんて無いよ。

男がー、女がーっていう人ほど自分しか見てないものなのだ。
牛の世界でも削蹄の世界でもね。性別も年齢も関係なしに凄い人はたくさんいるって話。

思いの継続こそ力なり。それが難しい。
だから価値があるのだ。

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書いている人

しゃべらないけど発信はマメ 田中一馬

1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。
小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。
2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として様々な農家の蹄をサポートをしている。
2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛を中心に長期肥育や経産肥育、放牧牛肉の生産などをスタート。
好きなものは牛肉、漫画、純米酒、ウイスキー。ここ1年はサウナにドハマり中。

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