田中一馬ブログ

但馬・淡路家畜市場9月子牛市

但馬牛の9月子牛市が但馬・淡路の両家畜市場で開催されました。

では市況です。

但馬家畜市場9月子牛市

雌 159頭 最高1,138,500円 最低445,500円 平均767,572円 前年同期比143,778円安。 先月比48,246円高

去勢 165頭 最高885,500円 最低497,200円 平均698,807円 前年同期比229,164円安。 先月比87,730円高

総平均732,552

淡路家畜市場9月子牛市

雌 133頭 最高1,306,800円 最低303,600円 平均668,701円 前年同期比232,919円安。 先月比56,320円安

去勢 165頭 最高880,000円 最低360,800円 平均691,707円 前年同期比242,869円安。 先月比2,182円安

総平均681,439

高いね。特に但馬の雌平均767,000円は予想もしてなかった。

枝肉価格から見れば子牛価格は60万くらいが相場。格付けで最高ランクのBMS12でも3,000円/kgを切る牛も出ている。そんは中で子牛価格は上がっている感じがある。

今回の市場ではいつも以上に牛を買う農家さんもいれば、いつもたくさん買う農家さんがほとんど導入しないなんてこともあった。中国輸出を睨む方、自家産の子牛や県外導入でバランスを取る方、肉の売れ行きが順調で新たに肥育を始める方、方向を味にシフトして但馬牛を導入する方、回していくために買わざる得ないって方、2年後は大丈夫だと信じて買う方、色んな肥育農家さんに話を聞くがみんなそれぞれ思惑や戦略が違う。それぞれ経営が違うから当たり前なんだけどね。2年前は誰もがオリンピック景気を見込んで売買がされてた事を思うと先の見えない今が健全な気もする。

通り一辺倒な規模拡大や6次産業化ではなく、その人その人の戦略。規格にあった牛を生産するだけでは足りない時代になってくるんだろなとは思ってる。

SNSで肉を売ろうなんて固定された考えも今や同じように古い。

突飛に見える行為も技術や人との関わりという土台があるから出来るものだと思う。当たり前を疎かにせず今に固執もせず。いつも選択肢をたくさん掴める状態でいたいな。

牛市の一日

と言うことで、9月子牛市の一日をどうぞ!

来月も良い牛出すぞ!!

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書いている人

しゃべらないけど発信はマメ 田中一馬(カズマ)

1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。
小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。
2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。
2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。
好きなものはカメラ、カレー、コーヒー、純米酒。

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