田中一馬ブログ

屠場の歴史と牛たちの軌跡

「きょうふく」のお肉の残りを引き取りに屠場に来ました。

冷蔵庫前はいつもの風景で、誰もいない中で無造作に吊り下げられているフックがあります。

このフックは枝肉となった牛の後脚を引っかけるもの。

天井を走るレールに車輪を合わせて500kg近い枝肉を吊るします。

吊るされた枝肉からは内蔵が取り出され、最後の皮剥ぎ、背割りに冷蔵庫への移動など、多くの行程がこのフックを支えにして屠場はまわります。

それを見てふと「このフック達は一体どれだけの牛を運んできたのだろう。。。」と、

無造作にかけられたフックに、この屠場の歴史と牛たちの軌跡を感じました。

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書いている人

しゃべらないけど発信はマメ 田中一馬(カズマ)

1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。
小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。
2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。
2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。
好きなものはカメラ、カレー、コーヒー、純米酒。

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