最終更新日2019.1.8 11:40
土井善晴の料理本から学ぶ、着飾らない家庭料理の良さ
こんばんは。
兵庫県で但馬牛の繁殖農家・精肉販売をしております、田中畜産あつみです。
昨日の豆まき動画を何度も見返し、ほくそ笑んでいる今日です。
https://twitter.com/tanakakazuma/status/827513502126333952
改めて見ると・・・・・・
どんだけ本気やねん私:*・'(*゚▽゚*)’・*:.うふふふ
なんでも真剣に取り組むって大切ですね。
昨日のブログでも少し触れましたが、ワタクシ、料理家の土井善晴先生が大好きです。
今日は、その敬愛する土井先生のことを書いてみようかなーと思います。
そこまで料理の練習をしてこなかった子供時代、おしゃれ料理に頑張ってた新婚時代
小さい頃から食べるのが大好きな子供でした。
時々母からお料理のレシピを聞いてはメモをして・・・
こう聞くと、なんだかお料理に興味津々でやってそうな感じしますよね?
でも、ここどまりでした。聞いて書いただけで終わり♪(´ε` )
実際行動することもほとんどなく、高校卒業後、一人暮らし&自炊が始まります。
お出汁の取り方や煮物の味付けの順番など、実家にいる頃聞いたことを要所要所やってたので、それっぽくはまとまるご飯。
私一人が食べるご飯だし、まぁこんな感じでいっか〜
と、適当に作ったり買ったりしていました。
そこから急に結婚に至り、自分だけのご飯作りから、誰かに食べさせるご飯作りへと激変します。
今までそんな視点全くなかったし・・・・・何作ろーーーー?!
結婚後しばらくは、若妻らしいおしゃれな料理に憧れ、そんな感じのを作ろうと頑張ってました!
大豆とひき肉のトマト煮込みっぽいのとか・・・
トマトと卵の炒め物とか・・・・
トマト出現率多っΣ(・□・;)?!
えぇ。そうなんです。
「トマト料理を作れたらおしゃれじゃね?!」
という短絡的なノリだったんです。なんかとりあえずトマト。
困った時のトマトです。
そして当たり前ですが、作り慣れていないおかずだから美味しくできないんですよ〜(笑)
頑張って作ってるのに美味しくできなくて主人からのコメントもイマイチ。
これだとお料理嫌になっちゃいます。
このままではいかんと、いろんなお料理本を読んでいくうちに出会ったのが、土井善晴先生のの本でした。
おうちにもいっぱいあるよ♩
家庭料理の良さとは?
土井先生は
「着飾らない家庭料理の良さ」
をお話しされているのですが、それにとても共感し、惹かれるんです。
本の一節。
また、よく
「ひとつひとつの工程(塩をふっておく、水にさらす、しっかり焼き色を付ける等)を、一品料理を完成させるように丁寧にする」
というフレーズが出てきます。
それまで、こじゃれたおかずを作ることや、レパートリーを増やして家族に飽きずにお家ご飯を食べてもらおう!
という事に重点を置いていましたが、そうではないんだな。
素朴な煮物にしても炒め物にしても、食材の旬を見たり、作る工程を丁寧にすることで美味しいご飯になるんだな。
そう思うと、よりお料理が愛おしくなるし、作っている自分も好きになれたんです。
一つ一つを丁寧に。
食材の味も感じられるようにシンプルに。
手が込んでて味にもインパクトがあるご飯はお外でも食べられます。
家庭料理には家庭料理でしか表現できない役目があるんだなぁと、土井先生の本から感じたのでした。
肩肘張らなくなったら、心なしかご飯も美味しくなってるような・・?
場数を踏んだからかな?
一つ一つを丁寧に。
と書いてる私ですが。
かんぴょうと干し椎茸を一緒の鍋で炊いてます!!!!
(昨日の恵方巻の具。本当は別々に煮た方が良い)
年月が経つと、頑張らないポイントを見つけるのが上手になりますね♩