最終更新日2019.1.8 11:40
所変われば撒くもの変わる〜田中家節分事情〜
こんばんは。
兵庫県で但馬牛の繁殖農家・精肉販売をしております、田中畜産あつみです。
みんな〜!
恵方巻きは食べたかーーーーい?!
食べたーーーーー!!!
はい。
ライブっぽい呼びかけをしてみましたが、どうでもよかったですね。
そんなこんなで今日は節分。
田中家でも豆をまき、恵方巻きを食べました。
数年前から手作りしてる恵方巻き
我が家では、数年前から恵方巻きを手作りしています。
元々料理をするのが好きってのもありますが、きっかけはこの本。
敬愛する料理家、土井善晴先生の「日本のお米、日本のご飯」
これには、お米の炊き方や炊き込み御飯、ご飯に合う箸休めなど、ご飯にまつわることしか書かれていません。
ですが、写真がどれも綺麗で、お米に対する先生の並々ならぬ思いも伝わってきて、お米好きなら好きになれる本だと思います^ – ^
その中に、酢飯や太巻きの作り方も載っています。
餃子の皮にしても、お寿司にしても、美味しさを決めるのは具材ではなく皮・酢飯部分!
と仰る土井先生。
美味しい酢飯さえできたら、あとの具はなんでも美味しくできるで。と。
なるほどと思い、素直な私は早速酢飯から作ってみたんです。
そしたら、すごく美味しかったんですね。
お料理やさんのとは比べものにならないけど、「自分で手作りした」というのも含んで、美味しく感じたんです。
それ以来、手巻き寿司も恵方巻きも手作り^ – ^
子供達も喜んでくれるから、それも嬉しくて。
かんぴょうと干し椎茸を炊くところからやりますよ〜♩
え?一緒に炊いたらダメじゃん!って?
まぁ、似たような味だし、いいじゃないですか・・・・。
こんな手順一つでも、性格って反映されますね。
酢飯用のご飯も炊いて。
冷ましておいた具も用意して、バッチリ!
巻いてくよ!
乗せる酢飯は薄く。海苔の端は開けておく。
はい!バッチリです土井先生!!
と心の中で叫ぶ私。
具もセッティングして、いくぜ!
ぎゅっ
ぎゅっ
で〜きたよ〜
こんな感じになりました〜。
色合い的に赤がないですが、でんぶが苦手なのでなしってことで・・・
見た目はそんなに綺麗じゃないですが、美味しくできました♪(´ε` )
ところで、いつだったか「煮穴子」を入れずに作ったことがあるんです。
海鮮巻きっぽくしてたから、お刺身が入ってたんですよ。なかなか豪華だったんですよ。
ところが、主人が結構文句を言いまして。
「これに煮穴子が入ってたら完璧だったね」
Σ(・□・;)
そんな。。。。
それ、今言う??
2年前のFBの投稿です。
当時もかなりムッとして投稿したのが伺えますね(笑)
焼き穴子は、関西寿司の重要ポイントらしいですね。
この日以来、太巻きやちらし寿司を作る時、焼き穴子を必ず入れるようになりました。
あなたのお宅、撒く豆なぁに?
恵方巻きに加え、豆まきもしているのですが、皆さんのお宅では何豆を撒きますか?
私の実家、宮城県登米市北部では、生まれてからずーーーっと
殻付きピーナッツ
をまいていました。
それが世のスタンダードだと思い、疑問も抱いてなかったのですが、こちらでは
煎り大豆
が普通なんですね!!!!
嫁いでからのカルチャーショックでした。
ググってみると、どうやら関東北部より上の地域ではピーナッツ、下では大豆と、くっきり分かれているようなんです。
こういったところでも、文化の違いが出ますね〜。
しばらくは「郷にいっては郷に従え」で大豆をまいてましたが、今年は。。。。
従わねぇ!!!
殻付きピーナッツでもいいじゃないかーーーー!!!
節分コーナーに置いてなかったから探したYO!
ぶっちゃけ大豆の三倍の価格だったけど、殻付きピーナッツにしたいんだこのやろーーー!!
子供達も、
「大豆よりピーナッツの方が美味しいから好き」
って言ってたし、結果オーライさ♩
鬼役は当然?主人に頼み、本気の鬼退治を試みます。
https://twitter.com/tanakakazuma/status/827513502126333952
「あの時は焼き穴子ないくらいで文句言いやがって・・・・ちっ!」
と思いながら本気で落花生を投げたのは、ここだけの秘密です!
一昨年の厄というか鬼、全然やっつけられてないっす!!!笑
そういう時もあるよね。人間だもの。あつお。