田中一馬ブログ

twitterで攻撃的な投稿に対する心構え

まさに同感。

twitterで辻仁成さんという方がツイートされてた言葉だ。

凄く大切なことが書いてあると思うので改めて記載しますね。

シンプルイズベスト

1、気があう人のそばにいる

2、リスペクトのない人とは距離を置く

3、苦手な人には極力近づかない

4、余計な神経は使わない

5、噂話は信じない

6、世界変えたいならまず自分が変わる

7、一期一会を大切に

8、尊敬できない人に好かれる必要なし

9、他人を笑わない

10、我が道を行く

みんなはどうだろう?僕は凄くしっくりきた。

twitterでの攻撃的な投稿に対する心構え

数あるSNSのなかで匿名性が高く、誰とでも気軽に繋がれるSNSがtwitterだ。

僕も大好きで一番活用してる。

でも気軽で匿名性が高いからこそ気軽に叩かれる一面がある。

先日もある酪農家の方が「自分たちは牛を大切に飼っている」というツイートをし、7万近いいいねをもらうほどバズっていた。

フォロワーが少なくても一気に拡散するのがtwitterだ。

書かれる内容は全くその通り。400以上のリプライは95%が好意的な応援メッセージ。でも僕はRTしなかった。

たった5%の批判のキツさを知ってるから。

ガンガン議論したい人はすればいい。でも僕は牛飼いだろうとヴィーガンだろうと動物愛護だろうと同じ土俵に立った時点で同じだと思うのだ。

【自分の正しさを認めさせたい。】

そこに立ってしまうと同じ。

確かにインチキ情報を生産者は正すべきだという意見も5%くらい分かる。やりたい人はやればいい。

ただ、正すという泥沼の中に入るより、心穏やかに日々牛飼いをすることの方が圧倒的に大切なんだと僕は思ってる。だから僕は賛同も批判も半分俯瞰して見る。

私事で恐縮だが僕のtwitterのフォロワーは13000人だ。それだけたくさんの目に触れるということは批判も多くなる。

もちろん明らかに自分に非があると思う時は謝る。しかしそのほとんどは匿名の誹謗中傷だ。批判することを生きがいとする人もいる。それはたとえ全体の0.5%であったとしても悪意あるコメントは胸をえぐる。

そんなことは山のようにある。

今回その牛飼いさんのツイートを見てそれが一番心配だったのだ。

僕の信条として「人の気持ちは変えられない」と言うものがある。それぞれに言い分はある。戦わなくてはいけない時もあるのかもしれない。

でも少し俯瞰して見つめてほしい。

一番大切なのはあなたが心穏やかに日々過ごすことなんじゃないのかってことに。

正しさなんて大して大切ではない。

だからその場に身を置かないことだ。ブロックをすればそれをスクショして勝ち誇る人はいる。ツイートを消せば卑怯だと言う人は山のようにいる。

でもね、それでいいんです。

言わないようにさせることも人の気持ちを変えることもそもそもが無理。

だからこそ一番大切にしたい人に時間を使おう。自分も含めてね。

言葉の暴力に心が乱れるのは当たり前だ。慣れるもんじゃない。僕だってそうだ。その上で大切なものを見失わなければいい。

僕はずっとそう思ってるよ。

「揺さぶられても自分の中で整えて納められるのが成熟なんだよ。」

いい奥さんだとほんと思うわ。

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書いている人

しゃべらないけど発信はマメ 田中一馬

1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。
小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。
2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として様々な農家の蹄をサポートをしている。
2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛を中心に長期肥育や経産肥育、放牧牛肉の生産などをスタート。
好きなものは牛肉、漫画、純米酒、ウイスキー。ここ1年はサウナにドハマり中。

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