おかげさまで、ゆきひめ6完売しました!

田中一馬ブログ

幸せに生きることと現状に浸ることは違う。

今日削蹄の後輩が牛飼いに専念するためにツメキリの仕事から抜けることにしました。」と挨拶に来てくれた

寂しいなとか「ここで辞めちゃうの?とか「だいぶ切れるようになってきたのにもったいないな。」とかいろいろ思ったりもする

だけど僕がどうこう言うことでないし決断を応援したい気持ちのほうが大きい

また今日の神戸新聞には但馬牛の伝統 私が残すと地元の若い牛飼いの子が載っていた

子牛が死んじゃった写真まで掲載されていて思うとこもあるけどあいつも頑張ってるんだなとも思う

そもそも僕自身色物で先輩方からは思うとこがあるどころのもんではなかったと思う

傍から見れば見れたもんじゃなくっても本人は必死

でもまあそんなもんだと思う

留まり続けている人間なんていない

若かろうが年をとろうが各々が自分の人生を生きている

そんなことを思ったとき自分の姿に違和感を感じた

俺は踏み出しているんだろうか

今までいろんなことに手を出しては失敗しそんな中でもどうにかやりたいことをやってきた

気が付けば評価してくださる方も増えた

しかし今一瞬を振り返ると澱んでいると思ってしまった

牛飼い削蹄牛肉販売

そんな肩書きや評価に気が緩み止まっている

牛飼いとしても中堅に入り子牛は相場高削蹄は一定のポジションを牛肉販売もクレームなく喜んでもらえて牛飼い仲間からは一馬くん一馬くんと可愛がっていただいている

それはそれで良い

だけど挑戦し続けるはずがそんな環境に甘えてしまっている気がした

現状は現状で永続的なものではない

心地いい空間にいると感覚が鈍る緩む

挑戦しているという環境に腰を下ろして納得した時点で劣化は始まる

それでなくても僕は常に劣化しているのに

先人が突き抜け若い子達が新しい道を模索している中今ある現状に安心してしまうのは後退でしかないと思う

今を幸せに生きることと現状に浸るのは全く違う

僕は今の僕で満足しているのか?

違うよね

出来ることは無限にある

流れは緩やかでも支流でもいい

溜まり濁ることなく進み続けなきゃ

そう思った日でした

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書いている人

しゃべらないけど発信はマメ 田中一馬(カズマ)

1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。
小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。
2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。
2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。
好きなものはカメラ、カレー、コーヒー、純米酒。

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