おかげさまで、ゆきひめ6完売しました!

田中一馬ブログ

牛の分娩兆候は尾根部チェックが確実です。

生まれそうかも!!

そう言って自分で病院に行った妻

お産の兆候って側にいても分からないものですね

ましてや言葉の通じない牛の出産

なおさら分かるわけがない。。。

って思ってませんか?

牛の分娩時期の予測法

牛の分娩時期を知る上で最もわかりやすいものが陣痛です

バタバタと足踏みをしながらしきりに尻尾をあげて左右に振るしぐさ

遠目から見ても一目瞭然

ここから1時間もせずに出産は始まります

24時間牛舎にいるなら問題はないけど四六時中牛の前に張り付いているわけじゃない

せめて半日前くらいにはお産の兆候を掴んでおきたい

そのためには押さえるべきポイントが2つあるんです

①乳の色の変化

②骨盤靭帯の緩み方

では早速見ていきましょう

①乳の色の変化

牛乳って最初から白くはない

生まれる1日前までは粘りのある飴色をした乳が出てきます

この乳が真っ白になり勢いよくビュッと出るようになれば6時間以内には出産です

シンプルでしょ

ただ子牛の免疫獲得に重要な初乳を出産前に何度も搾るというのはあまり良い事とは思わない

さらに乳の変化は急激に起こるためもう少し前もって兆候を知っておきたい

あくまで最終確認用としての方法です

②骨盤靭帯の緩み方

僕がオススメしているのが骨盤靭帯の緩みを見る方法

こちらは出産半日前の牛のお尻

骨盤が広がってくることで尾根部に大きな凹みができているのがわかります

骨盤靭帯はココ

こんなふうに触って靭帯の緩みを確認します

普段は尾の付け根から坐骨までかっちりと締まっていて指の入る隙間もない

それが分娩前になると少しづつ緩んでくるわけです

指が靭帯に触れられなくなったらお産直前

ここから12時間以内に分娩は始まります

乳や陣痛と違い靭帯の緩みは徐々に進むため経過が見えやすいのが特徴

陣痛がきているのに全然緩んでいない時は産道が狭く難産予測の判断材料にもなります

少し難しそうに見えるかもだけどやってみるとすごく簡単

予定日2週間前から毎日尾根部を触り続ける事が分娩予測のトレーニングになる

そんなことをツイートしたら早速試してくれた方がいました

このスピード感が凄いね

簡単だからお試しあれ

一度覚えれば一生もんになりますよ

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書いている人

しゃべらないけど発信はマメ 田中一馬(カズマ)

1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。
小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。
2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。
2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。
好きなものはカメラ、カレー、コーヒー、純米酒。

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