最終更新日2019.1.8 11:39
子供でも大人でも、誰かの役に立てた!と思えるのは嬉しいもの
こんばんは!兵庫の但馬牛繁殖農家の田中畜産あつみです。
子供達の夏休みも、残すところあと1週間ほどですね!
長かった・・・本当に長かったよ夏休み^^;
宿題は全部終わっているらしい(私未確認)ので、ひとまず安心です。
ところで、この辺りの新学期は9月1日からですが、実家の宮城はもう少し始まるのが早かったように記憶しています。
関西は暑いからまぁそうなのですが・・。
だからと言って冬休みが関東や関西よりも長いというわけでもなく・・。
(あ!北海道は確か冬休み長いですよね?)
なんて不公平なんだ・・と、小学生の頃は若干恨めしく思っていました(笑)
牛舎のお手伝いをする子供達
さて、長〜〜〜〜いお休みと言っても、我が家は牛飼いなのであまり遠出もせずのお休みでした。
その分、海にはたくさん行きました!
あとは、お買い物に行ったり家でDVDを見まくったりお外で遊んだり・・。
それと、牛舎のお手伝いもしてもらいました!
まだ小さいので、色々とはお願いできません。
牛さんの餌箱のお水を替えてもらったり、ハエなどの虫退治をしてもらったり、牛舎の通路を箒で履いてもらったり。
そんなお手伝いでした。
実は、お手伝いの後の決まり文句があったのです。
それは・・・
「ねー?お小遣いまだ?」
オォイ!お金のことかよ〜〜〜?!
お父さん、お母さんと一緒にいたいからとか、牛さんが好きだからとか・・
そんな理由じゃないのかよーーー(^◇^;)?!!
というのが聞いた時の第一印象(笑)
でも、そう思うのって、ちょっと違うんじゃないか?
ふと気がつきました。
お金はいらない。僕・私は牛が好きだから、お小遣いがない牛飼いお手伝いも進んでします。
「お小遣い」の単語が子供の口から出た時、ほんの少し嫌な気持ちも入ってました。
それはきっと、無意識的にこういう姿勢を求めていたのかもしれません。
でも、それって・・・
私の領分ですよね〜〜〜^^;
お金があってもなくても、自分がしたい!と選んだお仕事なんだから、私がそう思うのは勝手ですが、それって子供達は関係ないよね、と。
それに、お小遣いが欲しい!と思うことは、全然悪いことじゃないですよね。
お仕事にしても、自分が出来ることで誰かの役に立ったり、貢献できるからこそお金をいただけるんですよね。
お手伝いだって、
「お父さんたちの役に立ちたい!」
って気持ちは同じですもんね。
ということで、渡しますよ〜お小遣い!
マイ財布も待機させてて、準備バッチリ♫
こうして、牛飼い(のお手伝い)という仕事でお金を稼ぐことができる、という意識も植えられるので良しです(笑)
誰かに役に立てた!と思えるのは誰でも嬉しいもの
お小遣いをもらう時は、とても嬉しそうな顔をする子供達。
それが10円であっても100円であっても、やっぱり嬉しそうにします。
お金がもらえることも勿論なのですが、何より
「私もお手伝いできた」
という達成感とか、そういうのが大きいんじゃないかなと思います(^^)
自分の存在は、誰かに役に立てる。
言葉に出来なくても、きっとそう感じているんじゃないかな。
100円を渡して嬉しそうにする子供達を見て、私もこの気持ち、忘れちゃダメだよなぁと改めて思ったのでした。
もちろんね、子供達が牛さんが好きなのも、お父さんたちの仕事姿が好きなのも知ってるよ!
お手伝い、ありがとうね子供達!