最終更新日2019.1.8 11:38
田中畜産の夫婦はこうして誕生した①
こんばんは!
兵庫県で但馬牛の繁殖農家をしています、田中畜産あつみです。
昨日、10月6日は、私たちたなちく夫婦の結婚記念日でした!!
丸9年が経ち、昨日から10年目突入しました。
おめでとう私たち!!!
そういえば、私は東北は宮城県登米市というところの生まれなのですが、その話をするとよく
「そんな遠いところから、なんでお嫁に来たの??」
と聞かれることが多いです。
はい。自分でもそう思います。
遠いよね〜宮城県と兵庫県。
なんで嫁いだかといったら、まぁ縁があったからなのですが、その辺りの話。
田中畜産の夫婦はこうして誕生した
を書いてみようと思います。
大学卒業後、店頭でソフトクリームを巻いたりしてました
私は岩手の大学で一年間、畜産の勉強をしていました。
それと同時に、岩手県内の酪農会社でアルバイトもさせていただいてました。
その辺のことをさらりと書いてある過去ブログです。
その後、別の畜産会社の就職内定を頂いていたのですが、
「なんか嫌だな。やっぱりもう少しここで勉強させていただきたい」
と、内定を蹴って、引き続きバイト先のお世話になっていました。
岩手県岩泉町で放牧酪農をされている中洞牧場という会社だったのですが、私はここがとても好きでした。
社長、元気にしてるかな〜。
また行きたいな〜。
(写真は、私がバイトしていたお店です。残念ながらこのお店は今はありません)
バイトの内容は、店頭販売。
牧場で生産・加工した牛乳やソフトクリームを、盛岡市内のお店で販売。
日々ソフトクリームを巻き巻きしていました。
多分、今でもソフトクリームが巻けるよ私・・!
そして、休日を利用して岩泉の牧場へ遊びに行き、作業のお手伝い(という名の邪魔はり)をするという生活を送っていました。
あれは5月だったかな?
次のお休みに牧場へ行く連絡を社員さんにしたところ、こんな返事が返ってきました。
「ちょうどその2日くらい前から、農家さんが視察に来られてるんだけど、あつみちゃん、一緒でも大丈夫?」
私は元来シャイな性格で、あまり面識のない人と話すのが得意ではありません。
なので、この返事が来た時は正直
「え?そうなの?・・・・・・・・ちっ😐」
て思いました笑
はい。ちっ。って思いました。
それでも、日程的にその日に牧場に行きたいです(もちろんちっ!という雰囲気は滲ませず)、と、お願いの返事をしたのでした。
それは突然、夜の電話から
牧場へ遊びに行くのを翌日に控え、バイトから帰ってきたその夜。
明朝の出発の準備をしながらテレビを見ていました。
するとそこに一本の電話が。
宛先を見てみると、バイト先の会社の社員Yさん。
出てみると
「あのさ、今、社長と視察の農家さんと飲んでるんだけどさ、あつみちゃんも今から来ない〜?」
とのことでした。
え?もう夜なんですけど??
まぁ、翌朝出発が早まったと思えばいいか〜♫
と気楽に返事をし、車で3時間くらいかけて、会社へと向かいました。
そうなんです。
バイト先や私が住んでいたところは、岩手の中心地盛岡市。
会社や牧場はもっと北の方にあったんですね。
結構遠かったのですが、それでも、牧場が好きだったのと車の運転が好きだったのとで、全く苦になりませんでした。
で、連絡を受けてから真夜中に現地に到着すると、社長も視察農家の方も寝てらして、お会いできませんでした。
電話対応のため、Yさんがギリギリ起きていましたが、到着と同時に就寝。
おいいいいーーーー!!!!
何のために呼び出したんだよーーー??!
という心の声にはそっと目をつむり、そのあたりに置いてあった布団?寝袋?だかをお借りして私も就寝。
翌朝起きると、視察農家さんと思しき方が台所で食器を洗っていたので、私も起きて一緒に食器を洗いました。
はい!!!!
やっと登場です!!!!
この「視察農家さんと思しき方」が、のちに主人となる田中一馬さんでした。
なげーーーよ!!
旦那さん登場するまでが長いよーーーーーー!!!
長くなってしまったので、何回かに分けて書こうと思います!!!!
(続く)