最終更新日2018.1.10 23:00
畜産農家はマニュアル中型以上の免許が必須だなと思う
こんばんは。
兵庫県で但馬牛の繁殖農家・精肉販売をしております、田中畜産あつみです。
今日は2018年最初の但馬家畜市場、牛市がありました。
我が家からも4頭出荷。おかげさまで良い値段で購買いただきました。ありがとうございます!
牛舎で子牛を見たときは「体重が軽いのでは?」と思ってましたが、計測(子牛が競り場に入る前に全頭体重と体高を測っておきます。これと日齢を見て適正に発育しているか確認します)ではどの子も良い感じに発育してました。良かった。
前よりも良い子牛が出来た、とか、購入された先でも餌食いが良いとか。こうした手ごたえを感じられるのは嬉しいことだなぁ。
今日嫁いだ子達も、元気に過ごしてね!
いつも牛市は最後までいるのですが、お肉のカットもしなくてはいけなかったので、搬入だけ手伝って岐路に着きました。
お肉の事があるので牛市は搬入だけ手伝って帰ります。家畜車で帰ってと仰せつかったのでこれ(3t)乗って帰るよ。私が免許を取った直後に法改正して中型免許が登場。改正以前の免許の人は普通に8tまで乗れるもんね。母ちゃんあの時あのタイミングでマニュアル免許取らせてくれてマジ感謝やで!!! pic.twitter.com/9H4FCBFAdW
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) January 9, 2018
カフェラテおいしいね。
いやカフェラテもなんだけどね。そう、そうなのです。
「家畜車に乗って帰ってねー」言われまして、家畜車で帰ったのですが、これは3t車。普通の車よりは車幅もあり、牛飼い始めて最初の頃は乗らないでおこうと思っていました。
ところが、「ちょっと乗ってみたら?」の言葉に「じゃあ、慣れてないけど運転してみるか」となり、慣れないまま何年か経過し気がついたら普通に自分の仕事として運転するようになっていたという。
なんかあれです。非農家の女性が牛飼いに嫁ぎ、「じゃあ、ちょっぴりミルクやってみっか?」と遊び感覚で牛舎に行ってみたらいつの間にか本格的に牛飼いに関わっていたと。←牛飼いあるあるな気がする(笑)
なんかそんな感じに似ています。
でも、これが運転できるととっても便利です。だって、牛さんの運搬にはなくてはならないものですから!
家畜車があるから牛さんの移動ができます。
私が免許を取ったのは18歳のとき。今から12年前(結構経つね)2005年だったかな?
ちょうどその直後に法改正して、中型免許という区分が出来ました。
私の免許では8tまで運転できます。これがないと公道で家畜車運転できないですし、運転しようと思ったらまた自動車学校へ通わないといけません。
うーん、めんどうです。
18歳になって割とすぐだったと思う。母が自動車学校へ通わせてくれました。
母がマニュアル車のほうが好きだったのもありますし、私が畜産の道へ行くと決めていたので「マニュアルでとっておきなさい」といってくれて、そっちのコースに行ったんだったよな。
(軽トラなんかはオートマもありますが、ダンプや大きいトラックは基本マニュアル車)
母ちゃん、あのタイミングで自動車学校通わせてくれてありがとう!
免許バリバリ活躍中やで!
畜産農家には中型免許以上は必須だなーと思います。