牧場紹介 « 田中畜産|但馬牛の繁殖から放牧牛肉の販売まで

牧場紹介

~牛と人をつなぐ~ 田中畜産(牧場&お肉屋さん)へようこそ!!

 
田中畜産の今の在り方は【こちら】のブログをご参照ください!!

 

但馬地図

私たちは兵庫県の但馬地域で但馬牛を育てています。

但馬は山に囲まれた地域で、昔から農業や林業を仕事として生活をしていました。そんな環境で但馬牛は七百年以上前から家族同然に飼われてきました。

たった50年前まではどの家庭でも牛を飼っており、家の中には「まや」という牛の部屋がありました。牛は田んぼを耕したり、子牛を産んで農家の現金になったりと人々の生活をずっと支えてきました。

戦後、トラクターの開発とともに牛を飼う人も少なくなり、牛の役割も農耕用から食肉用へと大きく変化しました。時代の流れとともに牛の飼い方も大きく変わりました。


それによって私たちはお肉がいつでも食べられるようになりました。しかし、その一方で地域の中で牛のいる風景がどんどんなくなっていきました。以前放牧場だった山には木がおおい茂り人が入る事がなくなりました。以前は牛に食べさせていた地元の草資源が使われなくなり、山や田畑が荒れてきています。

ふれあい

食料自給率が40%と先進国で最下位の日本。未来の子供たちが食べるものに不安を感じない日本にしていくため、農業者として出来ることからはじめていきます。社会情勢の変化に伴い、牛飼いのスタイルも変わってきました。

しかし、その中でも変わらないものがあります。それは、牛が好きという気持ちです。私たち牛飼いは牛が大好きなんです。牛と一緒に今まで以上に地域を元気にしていきたい。そして、日本の未来を守りたいんです。

私たちが目指す夢〜田中畜産のビジョン

ビジョンビジュアル

牛を通して関わる人のお腹と心を満たし、笑顔を生み出す

こんな気持ちで仕事に取り組みます〜田中畜産のポリシー

  • 一、大切な人を大切にする
  • 一、大切な牛を大切にする
  • 一、大切なもの・ことを大切にする
  • 一、全て受け止め、曖昧にせず、あきらめない
  • 一、今、出来る事に取り組む

事業内容

1.但馬牛の子牛生産

子牛の生産

子牛は大きくなって神戸ビーフや松阪牛になります

2.放牧牛肉の生産

放牧牛肉の生産

日本の資源を活かして食の安全を守ります

3.削蹄

削蹄

牛のつめを切って牛の健康をささえています

4.放牧牛パートナー制度

放牧牛パートナー制度

牛とふれあい、命の大切さを考える制度です

5.うしうし教室

うしうし教室

小学校を中心に牛の話や牧場体験をしています

“放牧牛肉”とは?

放牧牛肉とは

放牧牛とは但馬の野草など山の資源を活用した放牧で育てた牛のことです。牛は誕生からずっと山の中で育てます。(冬季除く)

このように一時的でなく牛の生涯を通して山で放牧、飼育する手法は現在日本でまだ一例もありません。課題もたくさんあります。

  • ■肉が硬い:脂肪が少ないため筋肉の割合が多い、運動量が多いことが要因です。
  • ■見た目が悪い:牛肉中の脂肪は草のカロチンを含み黄色くなります。
  • ■飼育の難しさ:自然の中で牛を飼えばすくすくと育つイメージがありますが、実はそうではありません。発育スピードの遅い牛は放牧だけでは栄養が足りず、免疫が低下して風邪をこじらせ死んでしまう場合があります。

これらはまだほんの一例です。

でも私たちは目の前にある豊富な資源、山を活用することで、食べるものに困らない社会を作ることが出来ると信じています。

放牧牛肉を通してこんな社会を目指しています

目指す地域像

1.安定した食料の供給

・自給率100%牛肉(安全の基本は食べるものがあることです)
・ライブストック(家畜のことを英語でlivestockと言います。牛は生きることで新鮮な食糧を蓄えてくれています)

2.安全な牛肉の提供

・放牧牛(牛の体は餌から。餌の生産から牛肉まですべてを見ることができます)
・機能性分(カルノシン・カルニチン・共益リノール酸・ビタミン等)が豊富

3.山林の有効利用

・牛による下草刈り、地ならし(牛の力で山を守る)
・食糧生産基盤の拡大(作物を生産できない山で食糧(牛)生産ができる)

4.地域が元気になる

・生活と密着した産業の創造(地元に牛のファンになってもらう)
・農業後継者の増加(誇りが持てる仕事と地域にする)

5.いのちをいただくと実感できる

・地産地消(身近で親しみのもてる食材。)
・こころとおなかが満たされる牛肉の生産

6.つながりの場の提供

・牛を介した地域での交流や憩いの場
・都市と農村との交流(第2のふるさと)

7.学びの場の提供

・食育(生きることは命を頂くこと。いただきます。)
・自然体験(農林業の体験→地元をもっと好きになる)