田中畜産について

私たちは兵庫県の但馬地域で
但馬牛という和牛を育てています

田中畜産へようこそ!

私たちは兵庫県の但馬という地域で「但馬牛(たじまうし)」という和牛を育てています。

但馬牛は和牛の元祖と言われるすごい牛なんです。詳しく知りたい方はぜひ但馬牛についてをご覧ください。

但馬は山に囲まれた雪深い地域です。昔からこの地域に住む人々は、夏は農業、冬は酒屋で出稼ぎをしながら生計を立ててきました。山沿いの谷には集落が点在し、それに沿って小さな棚田が連なる環境。この地で暮らしていくためになくてはならなかったのが『牛』でした。

1300年以上前からこの地で代々飼われてきた但馬牛は、農家にとっての重要な労働力でもあり、貴重な現金収入の元でもあり、家族同然の存在でもありました。戦後トラクターの普及とともに牛を飼う家も減り、牛の役割も農耕用から食肉用へと大きく変化しました。時代時代の流れとともに、牛の飼い方も目的も大きく変わり、牛飼いは専業化していきます。

一方で地域の中で牛のいる風景はどんどんなくなっていき、以前放牧場だった山には人が入る事がなくなりました。牛の大きさも姿も肉質も、ここ十数年で激変し、社会情勢の変化に伴って牛飼いのスタイルは年々変化しています。

しかし、その中でも変わらないもの。それは、牛飼いはみんな「牛が好き」だということ。その中で私たちは牛と一緒にこの地域でできることを模索し、牛を通して思い出に残る食卓を届けていきたいと考えています。

田中畜産 代表 田中 一馬

田中畜産のビジョン 私たちが目指す夢

牛を通しておなかと心が満たされる豊かな生活を届ける

家族が集まり一日の出来事を語る場所。自分の落ち着く空間で、一番気の休まる時。家で食べる晩ご飯は一日で最も幸せな時間だと思っています。私たちはこの団欒の場を提供するために、牛を育てて販売しています。

田中畜産のポリシー こんな気持ちで仕事に取り組みます

  • 一、大切な人を大切にする
  • 一、大切な牛を大切にする
  • 一、すべてを受け止め、曖昧にせず、追求し続ける

田中畜産の仲間たち こんな仲間たちがいます

田中 一馬

田中一馬

1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。

小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。

2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として様々な農家の蹄をサポートをしている。

2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛を中心に長期肥育や経産肥育、放牧牛肉の生産などをスタート。

好きなものは牛肉、漫画、純米酒、ウイスキー。ここ1年はサウナにドハマり中。

BLOG

田中 あつみ

田中一馬

1987年生まれ。宮城県登米市出身。

田中畜産の牛飼い&精肉担当。小さい頃から馬や牛といった大動物が好きで、岩手大学農業別科へ入学。勉強しながら岩手の牧場でアルバイトに励む。

たまたま牧場に視察に来ていた主人と知り合い、結婚することに。2007年兵庫へ移住。牛飼いになってから美味しい牛肉を頂く機会が増えて喜んでいる。

アニメと海とチョコ(Meiji)が大好き。マイペースなB型母ちゃん。

BLOG

人間以外の仲間たち

但馬牛(たじまうし)

但馬牛

長い歴史を持つ日本を代表する和牛の元祖。黒毛和牛の99.9%には但馬牛の血が入っています。牛にも色んな種類がいますが、顔つきは人間でいうと「綺麗なお姉さん」系。

ハヤト(柴犬/2021年12月永眠)

ハヤト

創業当初から我が家を見守る番犬。本名は「但馬の鈴龍号」。小さい頃に近所の子供たちにいじめられ、怖がりな子に。噛みついてくることもありましたが、優しく接するうちに穏やかな表情になりました。

豆丸(柴犬)

豆丸

晩年のハヤトがいる時に、子犬で迎え入れた二代目看板犬。本名は「但馬の藤丸号」。実はハヤトと同じ誕生日で、そこにも縁を感じる出会いでした。子犬の頃からお家の中で飼っているためか家族によく慣れ、優しくやんちゃな性格。好きなものはボールとヨーグルト。

カメ子(カメ)

カメ子

もともとは野生のクサガメ。子供達がお散歩させてる最中に脱走・行方不明にさせてしまったこともあったけれど、結局翌日に再会することができた奇跡のカメ。好物はキュウリ。

シマ(野良猫/2019年10月永眠)

シマ

11年前にふらりとやってきた野良猫。可哀想で餌をあげたらすっかり居着き、普通に家の中に入ってくるように。子供の頃から可愛がっていたからか、誰にでも寄っていく田中畜産のアイドル的存在。

こめ(保護猫)

こめ

保護猫出身。手足が長くスレンダー体型のお姉さん。怖がりだけど甘えると決めた人にはとことん甘えん坊な構ってちゃん。その反面、とても勝気な性格でもあり後から迎え入れた豆丸をよく挑発しています(笑)

きなこ(保護猫)

きなこ

こめと同じく保護猫出身。本当はこめ1匹だけを迎え入れる予定でしたが(こめが他の猫嫌いのため)、唯一心を許した猫がきなこでした。全体的に丸みのあるボディラインと、ちょっとどんくささも相まってとてもチャーミングな子。

事業内容 田中畜産が取り組む事業

1 但馬牛の子牛生産&肥育

但馬牛の子牛生産

一般的に和牛は子牛を産ませて販売する「繁殖農家」と、その子牛を市場で買って肥育する「肥育農家」に分かれます。田中畜産は8カ月齢まで子牛を育てて販売する繁殖農家をベースとしながら、一部の子牛を40カ月齢まで肥育する【繁殖肥育一貫農家】です。肥育した牛は自社加工場で精肉に。セリにかけられた但馬牛の子牛達は肥育農家さんのもとで2年以上肥育され、神戸ビーフや特産松阪牛とよばれるブランド牛になっていきます。

2 但馬牛の精肉販売

但馬牛の精肉販売

田中畜産では自家牧場の但馬牛を自社加工場でカット整形し、オンラインショップを通して精肉販売をしています。通常の肥育牛よりも1年近く長く飼った『長期肥育但馬牛』をはじめ、役目を終えた但馬牛の母牛を1年間再肥育した『但馬敬産牛肉』、放牧で母牛を仕上げた『放牧敬産牛肉』など。黒毛和種の中でも特に味の評価が高い但馬牛という血統にこだわりをもち、美味しくて感動できる牛肉の生産販売に努めています。

3 削蹄

削蹄

家畜である牛は定期的に蹄を切り、形を整える必要があります。田中畜産では牧場、精肉部門に加え、プロの削蹄師として地元を中心に様々な農家さんの蹄をサポートしています。牛の健康は足元から!この削蹄で得た技術と知識が、現在の畜産業や精肉業の土台となっています。

事業の流れ 私たちの事業を図で表しました

田中畜産の事業を俯瞰してみるとこんな感じになります。

365日、いろんな作業をしながらいつも牛と一緒に生活しています。

事業の流れ

よかったらシェアしてくださいね~

TOP