最終更新日2019.1.8 16:21
去勢の副産物
先日ニコイチ捻転法にて去勢をしました。
もうすっかり馴れて、保定さえちゃんとすれば一人でも簡単にできます。
去勢1時間後の牛さん。
出血なし、術部もかなりいい感じ。
ニコイチ捻転去勢法は「こちら」をご参照下さい。
あまりに上手く取れるもので、今回は去勢の副産物を有効利用する事にしました。
これ、金玉です。
嫁さんはドン引きですが、僕は大学のサークル時代に何度か仲間で食べた事があったので躊躇しません。
子どもも興味津々。
学生時代は牛乳で臭みを抜いて刺身のように食べていた気がしますが、15年も前の事で記憶もあいまいです。
タコの刺身のような食感で、美味くもなく不味くもなくといった記憶。。。
今回は「腹が満たされればいい」学生時代とは違います。
美味しく食べたい。
と、いう事で嫌がる嫁さんに調理をお願いしました。
調味料で味を誤魔化すのでなく、臭みを抜きつつ素材の味を楽しみたい。
そんな一方通行な要望のもと、妻が出した調理法は「酒で煮る」。
ホルモンなどはお酒で煮る事で臭みがかなり消えます。
今回もその作戦です。
①まず去勢後の睾丸を流水で5時間ほど放置。
②睾丸表面の硬い皮をむく。
③水:酒=1:1を生姜と一緒に鍋に入れ沸騰させる。
④睾丸入れる。
⑤10分ぐらい弱火で火を通す。
⑥切る
⑦ポン酢をかける。
以上です!!!!!
これがね、思った以上に美味しい。
薄皮のコリコリとした食感と、中は白子のようなクリーミーさ。
若干臭さは感じるものの、ポン酢に抜群に合う。
美味い。
味だけで見れば、これはアリだなと思いました。
問題は先入観。
まあ、販売するわけじゃないし僕が食べるだけだから、先入観なんて関係ないんですけどね。
次はどんな食べ方しようかな。。。。