最終更新日2019.1.8 16:21
春の放牧場にて
最初の放牧場は我が家のメイン放牧場、兵庫県美方郡香美町小代区神水の『大照放牧場』です。
今年の但馬は雪が少なかったのですが、気温が低かったせいか草の伸びが悪く、昨年よりも20日ほど遅い放牧となりました。
やっぱり山に放すと牛ははしゃぎますね~。
見ていて楽しいです。
角でケンカして、順位を決め、仲が良いのか悪いのか並んで歩きます。。。
この時期はタニウツギがピンク色の花を満開に咲かせます。
このタニウツギは繁殖力が強く放牧場では厄介者。
でも、花を咲かすこの時期だけは「ちょっとあってもいいかなぁ。」と思っちゃいます。
それは花の鮮やかさもあるのですが、この花を大好きなハチ達が大好きだという理由もあります。
まずは大きな体と真っ黒なお腹でホバリングをするクマンバチ。
全身花粉まみれのヤマトツヤハナバチ。
そして、この子が僕の一押しのオオマルハナバチです!!
もこもこでしょう!!可愛すぎます。
肢に付いた花粉の団子は子供に与えます。
2~3秒ほど蜜を吸っては次の花へ。
時には背伸びして!!
タニウツギの幹にはキボシアシナガバチが巣を作っていました。
肉食系のハチは顔が怖いですね。
ハチノ子が育ったころには回収しようと思います。
さあ、今年は放牧場も一気に増える予定です。
放牧は経営の柱の1本でしかありませんが、全ての柱を太く育て、幸せな牛飼いがしたい。
その為に気合い入れて進みますね。