最終更新日2019.5.15 14:06
令和最初の子牛市場も総平均は100万越え〜但馬家畜市場5月子牛市〜
5月8日は但馬家畜市場5月子牛市。
令和最初の子牛市場でした。
さあさあさあさあ、今日は #但馬家畜市場 5月子牛市だよー。 pic.twitter.com/QGzn7fqyVd
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) May 7, 2019
我が家からは4頭の出荷。
去勢1頭メス3頭。
おはようし。今日は5月の #但馬家畜市場 我が家からは4頭の子牛を出荷します。5時台でも普通に明るくなりました。冬の時期の牛市は真っ暗の中出発だから。明るいだけで気持ちも上がる気がします。ではでは行ってきます! pic.twitter.com/CARI1eyRT8
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) May 7, 2019
今月はこの一年で一番自信の無い市場でした。
牛の発育はバラバラ。血統は最悪。
改良と販売は本来なら両輪のはず。だけど現実は噛み合わない。
遺伝的多様性と経済性は短期で見れば矛盾している。。。
って僕がつける種を決めたんだけどね!!笑
2019年5月市市況
雌 114頭 最高1,707,480円 最低642,600円 平均974,198円 前年同期比119,927円高 先月比51,634円高
去勢 162頭 最高1,405,080円 最低575,640円 平均1,028,613円 前年同期比37,079円高 先月比15,704円安
総平均1,006,137円
先月から上げてきました。再び総平均が100万円を超えた。
セリ開始1頭目から158万円、127万円って。。。牛も良かったけどハンパない。
高ーーーーー!!競り1頭目からこの値段。。。2頭目は127万円。。どっちも牛が良かったけどね。 #但馬家畜市場 pic.twitter.com/yxNjm1urWJ
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) May 8, 2019
ちなみに平成30年度の黒毛和種子牛価格は全国平均で766,000円。平成30年度の兵庫県の子牛平均は1,048,000円
比べるといかに但馬牛の子牛価格が高いのかが分かると思います。
市場に到着したら家畜車から子牛を下ろし繋ぎ場へ連れて行き、絞ったタオルでゴシゴシ、ブラッシングとお手入れをして予め決められた競り番号の場所へ繋ぎ直します。 #但馬家畜市場 の競り番は毎回クジ引きで決定。今日はうちの子牛の直前からスタート!なのでこの子達が競り最後! pic.twitter.com/WLVhCqTX6L
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) May 8, 2019
名簿を見ながら他の出荷された子牛達を見て回りながら自分とこの子牛のお手入れ。競り順が来るまで繰り返します。出荷される月齢は大体どの子牛達も揃っているので、他の農家さんと我が家の飼い方はどう違うのか等比較がしやすくて頭数も多いので勉強になる場でもあるんです。 #但馬家畜市場 pic.twitter.com/xqLbBDtIe7
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) May 8, 2019
競りの最後の方になると帰られるお客様も多くご購買者席が寂しくなるんです。それを知ってたので初めての競り順最後ドキドキしましたがお陰様でお世話になっている農家さんにご購買頂けました。有難い😭どの子も新しい農家さんのもとで活躍出来ますように! #但馬家畜市場 #但馬牛 pic.twitter.com/ziJUyTHTv7
— 田中あつみ 但馬牛飼い精肉店【田中畜産】 (@tanatiku) May 8, 2019
久しぶりの近江牛。 2年後に #くいしんぼー山中 で会えたら嬉しいな。 pic.twitter.com/XPNjAfnmhz
— 田中一馬 但馬牛農家の精肉店・田中畜産 (@tanakakazuma) May 8, 2019
今回は自信がないと言いながらも市場相場に上げられ、全ての子牛が高値で取引されていきました。
売れてからが評価。
追える範囲で最後までどの牛も見届けたいって思います。