田中一馬ブログ

牛と子供の真剣勝負。

お手伝いをする娘。

こういった生活がしたくて僕は農業を職業に選んだ。

ワラを運ぶ娘とそれを見る牛たち。

とても微笑ましい写真だが、実際は少し違う。

実は牛たちは「隙あらばこのワラを食べてやろう」と首を伸ばして狙っているのだ。

首を伸ばし、舌を伸ばし、1本でもワラを舌に絡めようものならもう牛の勝ち。

一気に全てを持っていかれる。

牛の顎と首の力はものすごい。

なんたって生えている草を引きちぎるのだから、子供の持っているワラなんて簡単なもの。

僕でも負けるもん。

だからこれは牛と娘との真剣勝負なのだ。

このあとワラごと引き倒されて泣いた娘でした。。。

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書いている人

しゃべらないけど発信はマメ 田中一馬

1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。
小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。
2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として様々な農家の蹄をサポートをしている。
2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛を中心に長期肥育や経産肥育、放牧牛肉の生産などをスタート。
好きなものは牛肉、漫画、純米酒、ウイスキー。ここ1年はサウナにドハマり中。

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