お手伝いをする娘。
こういった生活がしたくて僕は農業を職業に選んだ。
ワラを運ぶ娘とそれを見る牛たち。
とても微笑ましい写真だが、実際は少し違う。
実は牛たちは「隙あらばこのワラを食べてやろう」と首を伸ばして狙っているのだ。
首を伸ばし、舌を伸ばし、1本でもワラを舌に絡めようものならもう牛の勝ち。
一気に全てを持っていかれる。
牛の顎と首の力はものすごい。
なんたって生えている草を引きちぎるのだから、子供の持っているワラなんて簡単なもの。
僕でも負けるもん。
だからこれは牛と娘との真剣勝負なのだ。
このあとワラごと引き倒されて泣いた娘でした。。。