最終更新日2019.1.8 11:35
自分の「好き」に違和感なく接したい
こんばんは。
兵庫県で但馬牛の繁殖農家をしております、田中畜産あつみです。
先日、主人が県内の動物専門学校の子達に牛飼いのお話をしてほしいと依頼され、昨日の午前午後の部に分かれ、講演と質疑をしてきました。
午前中の牛飼いを一段落させ、午後の部に紛れ込んで。
一緒に聞いてきました~。
主人の話は何度も聞いていたので良かったのですが、専門学校の生徒さん達の反応が見たくて^^
一年生という事で、たぶん私よりも10くらい年下の子達。
時代の変化や趣味、思考の変化もあって。
そんな中、動物が好きでこの道に進み、これからの進路についても考えている最中なんだろうな・・・
彼・彼女たちは、同じく生き物を携わる先輩の、どんな話を聞きたいのかな?
私がこれくらいの時って、どんな話を聞きたがっていたかな。どんな話が自分の中に入ってきてたかな?
そんなことを思いながら、主人の話を聞いてました。
スタッフの方に撮っていただいた写真。
構図や光の入れ方、ぼかし具合などめちゃくちゃ上手でセンスがあるなーーーー!!!
と驚いたのと同時に、
一馬さん。。。めっちゃ宗教家みたい(´▽`)うふふ
怪しい彼ですが宗教家ではなく牛飼いです。畜産農家の親父です。
今回の講演は「好きの力」がテーマだったのかな?
内容は割愛します^^
この子達は何を思ったかな~。
何か心に留まったものがあったら嬉しいな。
それに、この研修を受け入れたNPO法人 かんなべ自然学校の校長、前田敦司さんのお話も面白かった。
経歴もですが、生き方というか、その飄々とした姿がとても印象的です。
お話の中で、主人の講演に合わせて「好き」の感覚についても触れていて。
「最初は好きだったのに、仕事になると嫌いになっちゃうって話も聞くやん?
それって、『好き』の感覚がずれてたってことだと思うんだよね~」
の言葉にドキッとして。
質問タイムの時に
「前田さんの『好き』の見極め方ってどんなのですか?」
思わず、専門学校の生徒たちよりも先に質問(笑)
すると
「僕の場合はテンションです!」
と即答。
本当に好きな物だったら、ガーッとテンションが上がったまま取り組めるそうですが、逆に好きだと思っていても、何か違和感があると心にモヤモヤが残ったまま消えないそう。
そんな時にはやらない、または断ります。って。
自分の感覚や勘というのかな?そういうのに素直で、それがすごく素敵だな~と感じました。
心にモヤモヤが残ったような感覚。
なんとなく私もわかる気がします。
好きでやっているはずなのに、知らぬ間に違和感が積み重なっていて、いつの間にかしんどくなってるような・・・・
そんな感じかな?
私は何が好きなのか。ずっと変わらず好きな物の共通部分は何なのか。なにが嫌いなのか。
そういえば、この話、エクスマの藤村先生やツヴォイさんもお話しされていたな・・・・
好きなものが分かったと思ったらずれたり、同じような場所を行ったり来たりしているような感じもするけれど。
私が学生の頃と今では、牛さんへの思い、どう変わっているだろう?
ちょっとは良い方へ向かっているだろうか?
そんなことを考えたのでした。
良い時間を頂けました。
ありがとうございました^^!!