田中一馬ブログ

牛の顎パワーを侮るなかれ。

こんにちは!!

但馬牛繁殖農家のお肉屋さん、田中畜産の田中一馬です。

今朝、妻がトウモロコシの茎についてのツイートをしていました。

トウモロコシの茎は堅かった。。。

このトウモロコシは、近くに住む父が作ったもの。

先日子供たちと採りに行ったんですが、とても甘くて美味いトウモロコシでした。

残った茎と葉は牛たちの餌になります。

僕の目の前で、美味そうに食べる牛たち。

茎も美味しいのかな?

いや、まぁ、茎だしね。。。。

と、言いながら僕もかじってみました。。。。。

ん?甘いよ!!!!!

甘いけど、硬ーーーーー!!!

硬すぎて噛めないヨーーーーーーーーー!!!!

これを牛は食べられるんだよね。。。

なかなかやるもんだ。

牛の歯を見てみよう

牛の歯って見たことありますか?

牛って上の歯が無いんです。

ほらね。

これって知っている人も多いですよね!!!

でもね、上の歯が無いのは前歯だけ。

奥歯は上下しっかりあります!!!

前歯は生えている草を切り取る役目、奥歯は切り取った草をすり潰す役目なんです。

(写真左3本が前歯、残りが奥歯)

この歯の能力を最大限に活かすのが顎の力

強力な顎の力と、硬いエナメル質の奥歯でどんなものでもすり潰してしまいます。

間違えて指なんか入れちゃうと。。。。潰されます。。。

牛の顎パワー

ではでは、僕では歯が立たなかったトウモロコシの茎。

どうやって食べるのか見てみましょう。

・・・・・・・・・・・・・・よ、余裕かよ!!!!!

牛ってすごいよね!!!!!

しっかり噛んでご飯食べよう。

そんなことを思った2016年夏でした。

さあ、歯磨きして寝よっかな。

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書いている人

しゃべらないけど発信はマメ 田中一馬

1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。
小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。
2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として様々な農家の蹄をサポートをしている。
2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛を中心に長期肥育や経産肥育、放牧牛肉の生産などをスタート。
好きなものは牛肉、漫画、純米酒、ウイスキー。ここ1年はサウナにドハマり中。

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