田中一馬ブログ

牛の姿を正確に伝える写真の撮り方

こんにちは。

但馬牛繁殖農家のお肉屋さん、田中畜産の田中一馬です。

昨日は香美町の子牛品評会でした。

子牛の品評会は見た目を競う美人コンテスト

な~んだ、見た目かよ。。。」と侮るなかれ。

そこに至るまでの一つ一つの技術は牛飼いのあらゆる場面で生かされています。

いろんな牛を見ることで、自分の牛に足りないところもよく分かる。

牛を見る目も養えます。

品評会って大切だよなって、今になって思う僕です。

そんな品評会には各種マスコミをはじめ、様々な【カメラを持つ人】が集まります。

品評会での牛写真の取り方

品評会にカメラを持ち込む人の動機は様々です。

・全体の雰囲気を撮りたい

・受賞者と牛との写真を使いたい

・後から見返すために良い牛を撮っておきたい

などなど。

報道関係でなければ「牛の姿を残すために撮る方」がほとんどだと思います。

つまり、品評会での撮影はスナップではなく記録的な要素が大きい。

だからこそ、その牛の姿を忠実に残すことが大切になります。

これって簡単そうなんだけど、以外にしっくりくる写真が取れないケースが多いんですよね。

「牛って撮るのが難しいわ。。。」

昨日もそんな声が聞こえていました。

撮影には露出や絞りといったテクニックも大切なのですが、牛の姿を忠実に残す撮影は2つのポイントを押さえてさえいれば大丈夫です。

牛の側傍写真を撮るための2つのポイント

牛の姿を忠実に残す撮影には個性はいりません。

その牛のそのままの姿が個性だからです。

ポイントは2つ。

①牛がまっすぐ立った時に撮る

②最後肋骨から垂直に撮る

以上です!!!

①牛がまっすぐ立った時に撮る

品評会では牛がまっすぐ立った状態で牛の評価をします。

体を捻じっていたり、首を下げていたり、すくんでいたり、動いていたりしては牛の体型はわかりません。

牛が自然な体勢でキヲツケして初めて、その牛の体型が分かります。

写真を撮る時も同じ。

牛が良い姿勢をするまでじっと待つことが大切です。

これが大前提。

②最後肋骨から垂直に撮る

牛の姿を忠実に撮るためには、牛の最後肋骨の一番膨らんでいる部分と垂直に撮影するという事です。

左右上下垂直に、これが牛写真の基本です。

このように【前方&斜め上】から写真を撮りがちでなのすが、この場合は牛の体型がよくわかりません。

最後肋骨が一番張っている点から、上下左右垂直なポイントで撮影すると正確な側傍写真が撮れます。

特に高さが大切。

しっかり腰を落として撮ってくださいね!!

恥ずかしがってはダメです!!!

高ささえ垂直であれば、斜め前方向からでも牛の特徴は伝わります。

もちろん斜め後方からでも。

どうですか?伝わったかな~?

写真は表現手法の一つ。

色々な表現があっていいと思います。

その中で「牛の姿を忠実に再現したい!」って方は、このポイントを是非参考にしてくださいね!!

子牛品評会の結果

あ、そうそう。

気になる子牛品評会の結果です。

品評会は雌子牛が1等賞、2等賞、3等賞(参加賞)、去勢子牛が金賞、銀賞(参加賞)というふうに評価されます。

品評会の結果は神戸新聞にもしっかり載っていました。

削蹄の兄弟子でもある上田伸也さんが雌・去勢両部門でダブル受賞。

しかも連覇。

圧倒的です。。。

以上、品評会の結果報告でした!!!!!

え?

ん?田中畜産っすか??

プライバシーの関係でそこだけは秘密です。

さあ、次回は頑張るぞーーーーーー!!!!!

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書いている人

しゃべらないけど発信はマメ 田中一馬(カズマ)

1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。
小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。
2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。
2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。
好きなものはカメラ、カレー、コーヒー、純米酒。

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