田中一馬ブログ

田中畜産ちっちゃいものクラブ

こんにちは。

但馬牛繁殖農家の精肉店、田中畜産の田中一馬です。

大動物を扱うことを生業とする畜産業ですが、それを取り巻く環境には小さい生き物がたくさんいます。

そんな「ちっちゃいものクラブ」の面々をちょこっとご覧ください!!

今回は爬虫類&両生類編です。

ちっちゃいもの幼生大集合!!

爬虫類とか両生類って苦手な方多いですよね。

僕もカエルが嫌い

でもね、よ~く見ると可愛いんです。

子供はね・・・

①真夜中のハンター「ヤモリ」先輩

我が家は夜になると窓ガラスにはヤモリがくっついています。

家の明かりに集まった昆虫を食べにやってくるんです。

実は我が家ではヤモリは子供の人気者。

ヤモリ先輩がきたよーー!!!なんて言いながら虫をパクパク食べる姿を見るのが田中家の流行です。

そんなヤモリ先輩の幼少期っす!!

夜のハンターと呼ばれるだけあって、目に凄みがあります!!

将来の凄みを感じさせながらもこのサイズ。

か、かわいい。。。

かわいいのにイケメンです。

軽すぎて芝が沈みません!!!

ヤモリは家守とも書く家の守り神。

我が家には守り神がいっぱいいます!!

 

②山の守り神「ヒキガエル」親分

ヒキガエルってでかくって腹がぶよぶよしていて、見ていて可愛いカエルじゃないですよね。

どちらかというと僕はだめなカエルです

でもね、赤ちゃんはかわいいんだよね。。。

この小さなヒキガエルが、何度も越冬して大きくなっていきます。

それにしても。。。小さすぎやろ。。。

ヨーロッパヒキガエルの最長寿記録は36年らしい。

この子はこの森で何年生きていくんだろうね。

いつか森で再開したくなるような出会いでした!!

③森の妖精「モリアオガエル」

その名の通り森の中にいるカエル。

一見アマガエルのようだけど、アマガエルよりグリーンがきれいなんです。

アマガエルは眼の縁に黒いラインがありますがモリアオガエルは大人になると消えます。

何より大きい。。。

ちょうどこの時期、田んぼのあぜや木の上に泡状の卵を産み付けます。

放牧場で見つけた卵塊。

オタマジャクシが下に落ちてもいいように水辺の上に。

オオオ、オタマジャクシが出てきたよーーー!!

このモリアオガエルの幼生、実はすごい数が牛舎にやってきます。

100~200匹ではきかない。。。

君たちほんとに珍しいカエルなの?

モリアオガエルとアマガエルが混じってえらいことに。。。

でも、かわいいんすよ。

もうずっとこのままだったらいいのにね。

こちらはアマガエル。

目の黒縁が男前です!!!

僕のカエル嫌いをなくしてくれた森の妖精。

僕の一番好きなカエルです。

④最も身近な爬虫類「ニホンカナヘビ」

小さい時にトカゲと言えばこのニホンカナヘビでした。

地味な容姿で傍にいるのが当たり前だった爬虫類。

よく切れたしっぽで遊んだ記憶があります。

でも、こうやって見れば恐竜みたいでかっこいい!!!

足の指がこんなに長いなんて知りませんでした。。。

実はこのニホンカナヘビ、こんなに身近にいるのに生態がよくわかっておらず飼育が難しい爬虫類なんだって。

身近なくせにミステリアス。

最近すごく気になる存在のニホンカナヘビです!!!

一度飼育に挑戦してみたい!!!!!

⑤走る宝石「ニホントカゲ」

僕が小さい頃からずっと憧れていた生き物。

それがこのニホントカゲなんです!!!

たまにしか見かけることがない上にとにかく動きが素早く、子供の頃は一度も捕まえたことがありませんでした。

ドラクエでいえばはぐれメタルです。

とにかく美しい。

特に幼生時はしっぽが鮮やかなメタリックブルーなんです。

見て、この完成されたフォルム!!

か、かわいすぎやろ。。。。

僕はニホントカゲを走る宝石と名付けています。

光沢のある皮膚が太陽の光を浴びてキラキラと輝きます。

こんな美しい爬虫類見たことない。

大好きな爬虫類です!!!

世の中はちっちゃいものだらけ

世の中には数えきれないほどの生物がいます。

そのほぼ全てが僕らの手のひらよりも小さなちっちゃいものです

意識して見ると、この世界はものすごくバラエティに富んでいます。

ちっちゃいものたちは僕らの知らないところで凄いスピードで生まれ、凄い数が死んでいきます。

普段目にしない世界でも僕らと同じ世界。

そして、同じ時間の中で回っている。

そんなちっちゃいものたちの世界、のぞけばのぞくほどめっちゃくちゃ面白い!!!

草の陰、石の下、家の裏。。。

みなさんも子供の頃に戻ってのぞいてみてくださいねーーーー!!!

ちっちゃいもののエネルギーって凄いですよ!!!!!

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書いている人

しゃべらないけど発信はマメ 田中一馬

1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。
小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。
2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として様々な農家の蹄をサポートをしている。
2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛を中心に長期肥育や経産肥育、放牧牛肉の生産などをスタート。
好きなものは牛肉、漫画、純米酒、ウイスキー。ここ1年はサウナにドハマり中。

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