最終更新日2019.1.8 11:35
憧れの「ハイジの干草ベッド」を作ってみたよ〜製作編〜
こんばんは。
兵庫県で但馬牛の繁殖農家・精肉販売をしております、田中畜産ハイジも好きだけど赤毛のアンも捨てがたいあつみです。
え?いきなり赤毛のアンって・・?いや、今ちょうど世界名作劇場の話をしていたもので・・・すみません。
赤毛のアンも名作ですね。本で読んでも素晴らしかったです。
はい。
今日は前回のブログの続き。
いよいよ干草ベッドを作るぞー!の製作編です!!
何でもやってみないとわからない!
製作にあたり、一応考えたんです。
植物って、高度や寒さなど環境によって生えてくる種類が変わってくるんです。
植生っていうんですかね?
で、ハイジがいるアルムの山はどうだろう?と。
標高は結構あるので高山帯植物、夏でも涼しい環境かと。冬には雪も積もるので、その辺も考慮したいですね。
オーチャードグラスとかチモシー、クローバーもありそうだなぁ・・・。
でも、そもそも牧草地なんだろうか?野草地なんじゃないか?とか考え出したら難しすぎたので、とりあえず我が家で使っている乾草を使います。
(だったら最初から考えなくてもいいじゃん?!と一人ツッコミ)
お母さん牛のあげているイネ科牧草のチモシーという草でやってみます!
ホワホワ感を出すため、押し切りでカットしていきます。
とりあえず、1ブロック(25㎏くらい)カットしてみようか!
うん。
四分の一くらいして飽きました(笑)
結構大変なんですよこれが。
それに、草って裁断した断面から湿気ていくから、大量に切るとシオってなっちゃうし!
そうなったらあんまり美味しそうじゃないし!
牛さんの餌食いが落ちるものはあげられません、牛飼いだもの。あつを。
と言い訳しながら草カット終了。
それをベッドっぽく長方形に整えて〜。
いよいよシーツです。
ブワアァーーーーって。
やりたかったですが、よくよく考えたら、これしたら明らかに牛さん驚いてパニックになるよね。
そんなことをしてはいけません、牛飼いだもの。あつを。
というわけで、普通にソッとシーツをかけます。
ゲヘヘ。
ここまではいい感じだぞ!
よし!いざ!ゴローーーーン。
むむむ・・・・・・これは・・・・・・
ありだな!!!!!
なんか想像していたのと違うよーーーーー!!!!
全然チクチクしないし、フワッとしてて寝心地もいいよーーーーー!!!!!
この干草ベッドを作るにあたり、ある程度オチを見通していました。
「ゴローン!痛っ!!やっぱりチクチクして痛いじゃーーーん!!てへぺろ」
こんな感じになるんだろうな〜って。
でも、やってみたら全然違っていて、作った当の本人がびっくり(笑)
きっと、押し切りで切ったのも良かったんだろうな〜。
本当、何でもやってみないと結果ってわからないものですね。
主人も腰かけて「これはアリやな」って言ってました。よしよしd( ̄  ̄)
これ、ググった時に発見した「スイスの干草ベッドを実際に試した人」に声を大にして言いたい!!
干草、切って細かくしたら痛くなかったですよーーーーー!!!
って。
「アルプスの少女ハイジ」のアニメの中で、ハイジはこのベッドに乗った時に「痛い」とは言っていなかったんです。
もしかしたら、おんじは干草を何かでカットしていたのかもしれません。真偽はわからないけれど。
実際作ってみて、やってみたからわかったこともあって、それを元にアニメを再考して。
これは楽しい!
違った視点で物語を見ると、新しい発見があって、より物語が好きになります^^
こんな楽しみ方、良いな〜と思ったのでした。
よし、今度はチーズだな。ふふふ。。。。。