最終更新日2019.1.8 11:41
一番共感、感動するものは、自分が体験してきた感情なんじゃないかな、って。
こんばんは。
兵庫県で但馬牛の繁殖農家・精肉販売をしております、田中畜産あつみです。
いやー・・・・・・
行ってきて良かった・・・・・
今話題の映画
「LA LA LAND」
敬愛する短パン社長がものすごくおすすめしている映画でして、どうしても見たい!
と、牛飼いを早めに終えて、映画館へ行ってきたんです。
片道2時間半。
行けて本当に良かった。
音楽や衣装、ストーリーや配役、すべてが素晴らしかったです!
映画の途中から、夫婦して泣きながら鑑賞。
まだうまいこと言葉に出来ません。
この、言葉になる前の感情や気持ちがまた好きで。
変に言葉にするとなんか違う気もするし、このままでいよう。
映画後はすぐに帰宅し、余韻が残ったまま牛飼い再開。
映画のワンシーンをやってみようとしたり・・・・・・
うん。これは余韻冷めたよね。
諦めきれないカメラ小僧(おっさん)の主人の指示のもと、再チャレンジ。
うん。
このシーンはやっぱり映画で見ましょう。
気になる方は是非、お近くの映画館へ行ってみてください^^
一番共感、胸を打つ出来事は、自分が体験してきたこと
ネタバレになるので、映画の内容は言いません。
映画を見て、無言のまま考えたこと。
感動したり、共感したり、胸を打ったり、泣いたり、笑ったり。
人の心を強く動かせるのは、同じく「人の心の動き」なんだよねって、再認識しました。
もっと言うと、
相手の心の動き、悩みや葛藤、傷つくことも含めて。
それが、自分の体験してきたことに近ければ近いほど、より深い所まで届くような気がしてて。
自分以外の人や環境、出来事や感情というフィルターを通して、自分自身を見ているような。
自分の体験と重なる、というのかな。
一番心動かされる・胸を打つ出来事は、自分が今まで体験してきたことなんじゃないかなぁ
って思ったんです。
自分が体験してきたからこそ、相手の痛みも感じられて。嬉しさも感じられて。
たくさんの感情を深く体験してきた人は、より誰かに共感できるし、一緒に楽しんだり悲しんだりできるんじゃないだろうか。
より多くの人と触れ、価値観に触れることで、どんどん自分も見えてくるんじゃないかな。
きっとその感情は、目標とかゴールとか、そんなのを達成していくまでの過程で作られていくんじゃないかな。
どれくらいその過程で楽しんだり、悲しんだりするか。深く入っていけるか。
私はせっかちで完璧主義(もちろん完璧になんてできないけど)で、ともすれば結果が良かったらいいよ。
結果が良くなかったらダメだよ。
って、その過程を楽しめないことが多いです。
好きなはずの牛飼いの仕事でも。
私が今までしてきた牛飼いの仕事を振り返った時に、
「あぁ、やったぞ。やっぱり牛飼いは楽しい、大好きな仕事だ」
と思える瞬間は、結果ではなくて、その結果に行くまでの過程でした。
あの時あの人達が助けてくれた。優しくしてくれた。
辛いけど、ちゃんと牛さんに向き合えてた。
そんな過程で見つけた「気持ち」
そういうのがいつまでも心に残るし、一番私の心を動かしてくれるよね。
そんなことを考えたのでした。
また見たいな。LA LA LAND。
素敵な映画をありがとう。
私は私の場所で、過程も楽しむよ。